徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

大晦日…

2012年12月31日 | 日記
これを喰い終わる頃には、もう来年か…
お寺の鐘もなり始めた…

今年もあと数分で終わります…
早いものですね
ついこの間
2000年問題で騒いでたと思ったのに…

ありがとう2012年…

ばんえい競馬の伍…

2012年12月29日 | 日記
ゲートが開くと
張り上げた騎手達のかけ声と鞭の響き
あらゆるものが一斉に鳴りだした…

ドン鈍く土を打ちつける群れた蹄々の音と
ばん馬達の怒号そして
蒸気機関車のように噴き出し暴れ回る
長い鼻息の白さ…
その駄獣達の桁外れの力は
その名の如く馬力と呼ぶにふさわしい…

2つの障害がはだかる200mの直線コース
その上で争われる駆け引きには
電気も機械も無かった開拓時代の姿が
よくよく見え隠れしている…

この馬一頭で何馬力と数えるのだろうか…

ばんえい競馬の四…

2012年12月29日 | 日記

そんな僕達にも新しい友人が出来た…

それが何処のどなた様だったのかは
全くもってあずかり知らないが
どことなく人間離れした馬っ面で
勝負師のオジさん達と
すれ違い様にハイタッチを繰り返す程
景色の中に溶け込んでいた眺めが
今となっては不気味で堪らない…

子供が全然いないので
食いついてもらえない寂しさは
多少なりとは滲み出ておりましたが
ただ彼は
夏に弱いと申しておりました…

ばんえい競馬の参…

2012年12月29日 | 日記
競馬場にいる客は年寄りが多く中には
雪降る寒空の下
電動車椅子で通う老人もいた…

年金を少しでも増やそうとしているのか
誰も彼も目つきが鋭く
その顔は話しかける事も躊躇われる程
人殺しのように険しかった…

競馬新聞を食い入るように睨みながら
レース予想をしている小学生の背中には
僕は驚き友達ヒデも哀愁を感じ
通路や座席には
時々所々にハズレ馬券が散乱している…

当るも外れるも
双六の目のようなものだと思えば楽だが
年金を削りながらの競馬魂もまた
甚だしい程に凄まじき事山の山の山の如し…