また、お弁当を貰ってしまった…
家を流され、今も盛岡へ支援物資を受け取りに行くという大槌町の女性…
「遠野でも見たよ」と言いながら、やわらかく笑う素敵なひとだった…
この人の願いが、ひとつでも多く叶うように、全ての神に祈りたい…
現在地・ 盛岡市滝沢村の地下道…
家を流され、今も盛岡へ支援物資を受け取りに行くという大槌町の女性…
「遠野でも見たよ」と言いながら、やわらかく笑う素敵なひとだった…
この人の願いが、ひとつでも多く叶うように、全ての神に祈りたい…
現在地・ 盛岡市滝沢村の地下道…

「遠くから応援してるよ」と、お弁当を手渡してくれた眼鏡のおばさん…
「力を貰いました」
そう言いながら手を握ってくれたお姉さん…
背中を押される優しさに、こんな男でも涙がこぼれた東和温泉の寝つけぬ夜…
それは昨日の夜でした…

遠野仮設住宅…
そこはまるで「民話の里」を小さく千切ったような、ぬくぬくもりもりの木造建築…
集会所では、縫針を持つおばあちゃん達の周りを、飛び跳ね転がって遊ぶ子供達の声が、なによりも、なによりも、なによりも、希望に満ち満ちていた…
教えてくれると言うおばさんに甘えて「ゾウさん」作りにも挑んでみたけど、予想以上に出来の悪い僕に耐えかねたのか、途中からはスパルタ教育だったように思います…
窓の外では、雪が横に降っていました…
そんな話が、僕の小さな「遠野物語」になったのは、もう2日も前の出来事です…
あぁ、どんど晴れ…