予備知識も何もなく、ただ、地下鉄に乗り換えるために降り立った駅。
降り立った瞬間に、「何かいい感じ…」。
直感でしかありませんが、ヨーロッパの映画に出て来るような、広くて、重い感じがする駅です。
この駅は、以前はマドリードから地方へ向かう列車の駅として栄えたようですが、
その役割を他の駅に移したようです。
現在は、マドリード中心部へ向かう地下鉄の乗換駅としての役割が大きいようです。
最近は、昔の鉄道施設を改築して、ショッピングモールとして生まれ変わっていますが、
駅全体を覆う大屋根、煉瓦造りの駅舎、留置線などから、昔の交通の要衝であったことを思い出させてくれます。
駅の歴史を残しつつ、施設を有効に活用しているこの駅の試みは、素敵だなと思いました。