２０１５年、おしまい

海外で迎える２回目の大晦日。

１年３６５日、日本を離れての海外での生活を完全にしてしまった２０１５年でした。

今年も、今日を家族で無事に迎えられたことに感謝です。

そして、我が家の周りにいるスペインの皆さん、日本の皆さんにも感謝です。

よい新年をお迎えください。

スペインサッカー連盟 その２

　

年末の休日を利用して、再度、行って来ました。
スペイン代表チームの練習がないと、ほんと、ひっそりとしています。広大な敷地ですが、人影もまばら…。

今回のいちばんのお目当ては、スペインサッカー博物館。

スペインサッカーのことはほとんど知りませんが、サッカー大国スペインで生活をしている以上、一度は行ってみたい場所でした。

　

館内は、スペインサッカーに関わる歴史が中心で、
中でも、今で言うところのスペイン国王杯の歴史とスペイン代表の戦績を中心に、
写真パネルや展示物、解説文による盛りだくさんの資料で埋め尽くされています。もちろん、スペイン語表記です…。

個人的には、Ｗ杯スペイン大会（１９８２年）コーナーやＷ杯日韓大会（２００２年）でのスペイン代表の戦績コーナーがたいへん懐かしく感じられました。

　

また、この博物館の目玉の一つと言っていいのが、近年のユーロ２００８・Ｗ杯南ア大会（２０１０年）・ユーロ２０１２コーナー。
まさにこの４年間のスペイン代表は全盛期で、ユーロでもＷ杯でも覇者になった証の優勝トロフィーが輝かしく展示されていました。
選手のユニフォーム、スパイク、使用されたボールなども展示され、好きな人にはたまらないコーナーでした。
興奮の余り、スペイン代表選手のパネルの前で両手を掲げ、写真を撮ってしまいました…。

充実した博物館ですので、スペインサッカーに興味がある人には、是非、勧めたい場所です。

一方で、スペインのサッカー人気は、各地方に存在するクラブがあってのものです。代表チームはその次かな…。
マドリードなら、レアル・マドリードやアトレティコ・マドリードなど、応援するチームがそれぞれにあります。
そして、それらのチームは自前で博物館を所有していますので、そちらを訪れるといいですよ。

個人的には、カルデロンスタジアムにあるアトレティコ・マドリードの博物館に行ってみたいところです。

出待ちしました！

アトレティコ・マドリードの練習場近くを通りがかると、群がっているファンを見掛けたので、立ち寄ってみました。

どうやら、トップチームが練習を終え、選手が練習場をあとに、自家用車で出ていく時間帯だったようです。
ファンは、思い思いにユニフォームやノートなどを選手に差し出し、サインを貰ったり写真を撮ったりしていました。

いわゆる「出待ち」というものですね…。


監督のシメオネ、有名どころのＦ・トーレス、コケ、モイアなどが出て行かないかな～、なんて思いながら待つこと数十分。

来ましたある選手？！申し訳ないけど、名を知らない選手が！

その選手は、親切に、ファン一人一人のサインや写真に対応しています。
私も緊張しながら、サインをいただき、写真を撮りました！
初のアトレティコ所属選手のサインをいただきました！感動ものでした！

家に帰って、ネットでその選手名を調べると、オリベル（背番号１０）でした！

年末の様子

　

マドリードの街は、この季節（１２月に入ると）、大きな通りはイルミネーションで綺麗に彩られます。
通りによって、イルミネーションの雰囲気が異なっているので、見て回るだけでも十分に楽しめます。

上の写真は、マドリード市内のセラーノ通りの様子。
たんぽぽの綿毛が飛んでいる感じを連想します…。
エルコルテ・イングレスというデパート前には、メリーゴーランドもあります。

　

また、上の写真は、メイン通りの一つであるカスティジャーナ大通りの様子。
この通りは銀行などの本社が入るビジネス街であり、高層ビルが建ち並ぶので、イルミネーションも落ち着いた感じです。
大きな交差点（ロトンダ）の中央には、ツリーもあります。

もう少し華やかな電飾の様子が撮れるといいですけどね…。
夜の撮影も難しいです…。

ヘタフェへ

　

スペインのサッカーに興味がある人ならばご存知のヘタフェ。
マドリードの南にある小さな町に、リーガのディビジョン１に所属するヘタフェがあります。

本当に小さな町で、町の中心部はひっそりとしていて静かです。
オフィシャルのグッズショップに行ってみましたが、残念ながらクリスマス休暇中。

町の郊外にあるホームスタジアムにも行ってみましたが、外観だけ見られました。
小さなスタジアムです。

この町、スタジアムに、レアルやアトレティコ、そして、バルサが来るかと思うと、
大賑わい、もっというと、お祭りのような感じでしょうか…。

今日現在、リーガは１５位と低迷中。踏ん張って欲しいものです…。

クリスマスの過ごし方

　
　

スペインではキリスト教カトリック教徒が多数を占め、クリスマスの今日は大切な日。
祝日であり、街はたいへん静かです。日本でいうと、元日のような感じがします…。

せっかくキリスト教の習慣が色濃く存在するスペインに住んでいますので、
今日は家族で、近くの教会にクリスマスミサに行ってみました。
昨年も行きましたが、昨年とは別の教会に行って来ました。

神父さんの話（説法）があったりお祈りがあったり、また、近くの人と握手を交わしたり…。
１時間弱ほどでしたが、じーっと味わいました。
また、教会内にあった立派なベレンには感激！
（わたしはキリスト教徒ではないので、内心、ドキドキした気分でもありましたが…。）

ミサの後、普段着に着替えた神父さんらしい人から、
「日本から来たの！？」、「ここにどうしているの？」、「ありがとう」などと
声を掛けられましたが、何とか受け答えができ、ほっとする始末…。

ほんと、こちらの人は心が寛容というか、大きいというか。スペインのよさに触れたクリスマスでした。

クリスマス・イヴ

　

いよいよクリスマスですね。
こちらの皆さんはクリスマス休暇に入るようで、今日は郊外に向かう車が多かったです。
街が静かになって来ました。

「メリークリスマス！」をスペインでは「Feliz Navidad（フェリス　ナヴィダ！）」と言うんですよ。

サンフレッチェ、快挙！

このようなタイトルを付けたらサンフレッチェ広島の関係者の人達には失礼かもしれませんね…。



ここスペインでも、サンフレッチェがクラブＷ杯３位になったことはニュースで流れましたよ！

ただし、映像ではなく文字のみ…。しかも「サンフレッチェ ハポン」って！

でも、嬉しいじゃないですか！
いくらクラブＷ杯開催国枠出場とはいっても、オセアニア、アフリカ、アジア王者を破っての３位！

もう少しでバルセロナとの一戦ができた…！

でもそれは未来への糧ということで、これからの広島の成長に期待しましょう。

今季は、まだ天皇杯も残っています。
選手、フロントをはじめ関係者の皆さんは休むときがないでしょうが、まだまだ楽しませて欲しいものです。

「ベレン」を購入！

　

スペインに来て、初めて知ったことの一つが「ベレン」。
クリスマス時期になると、家庭、学校、教会、デパートなど、いろんなところで飾られるクリスマスの飾りつけです。
家庭用は小さく、教会はさすがに大きいです。

調べてみると、「ベレン」とは、イエス・キリストの生誕地をスペイン語でいう「ベツレヘム」から来たそうです。
そして、イエス・キリスト生誕時の馬小屋風景を表現した飾り付けのことです。

飾りは、聖母マリア、夫の聖ホセ、生まれたばかりのイエス・キリスト、東方からやって来る三賢人など。
人物、生き物、食べ物、建物、植物、土地など、飾るものが色々あり過ぎて、
凝ってキリスト誕生のストーリーを自分仕立てに再現できるようになっています。

だから、ベレン屋さんには、様々な飾り付けグッズが売られ、こちらの人は思い思いに購入していきます。
毎年、少しずつ物を付けたして、自慢のベレンにしていく…、そのような楽しみ方があるようです。

我が家は右の画像のように、最初なので最低限の物だけ揃えました。

年の瀬のマヨール広場

　

人混みを避けて、これまでなかなか出向いていなかったマドリードのマヨール広場。
久しぶりに行ってきました。

クリスマスシーズンなので、広場の四方から、時間の経過とともに人が押し寄せて来ます。
広場内には、イルミネーションの仕掛け、ベレン売場、バル、メリーゴーランドなどがあり、たいへんにぎやかです。

正午過ぎに行きましたが、１時間もすれば人であふれ、熱気ムンムン…！怖い気さえしました。

クリスマス、そして、年末には、この広場は身動きが取れないほど、人でごった返すそうです。