スペインに来て、初めて知ったことの一つが「ベレン」。
クリスマス時期になると、家庭、学校、教会、デパートなど、いろんなところで飾られるクリスマスの飾りつけです。
家庭用は小さく、教会はさすがに大きいです。
調べてみると、「ベレン」とは、イエス・キリストの生誕地をスペイン語でいう「ベツレヘム」から来たそうです。
そして、イエス・キリスト生誕時の馬小屋風景を表現した飾り付けのことです。
飾りは、聖母マリア、夫の聖ホセ、生まれたばかりのイエス・キリスト、東方からやって来る三賢人など。
人物、生き物、食べ物、建物、植物、土地など、飾るものが色々あり過ぎて、
凝ってキリスト誕生のストーリーを自分仕立てに再現できるようになっています。
だから、ベレン屋さんには、様々な飾り付けグッズが売られ、こちらの人は思い思いに購入していきます。
毎年、少しずつ物を付けたして、自慢のベレンにしていく…、そのような楽しみ方があるようです。
我が家は右の画像のように、最初なので最低限の物だけ揃えました。