千寿の碁紀行

小林千寿の世界囲碁普及だより

MGプレスより 39回 『チョコレート』

2022-11-12 23:21:27 | グルメ
急に底冷えする寒い日が続き、冬の到来を感じます。
寒くなると、パリに住んでいた頃の楽しみ「ショコラショー」(ホットチョコレート)が無性に恋しくなります。ココアと違ってチョコレートを、そのまま溶かした甘いドロドロの飲み物です。
私のお気に入りはシャンゼリゼ通りに面している有名な老舗カフェ「フーケッツ」の隣にあるホテル・フーケッツの2階にあるカフェのもの。北緯48度のパリ(日本最北端の宗谷岬は45・31度)の朝日が登るのは遅く、まだパリの街が眠っている寒い早朝にカフェで熱~いショコラショーとクロワッサンを食べる朝食は贅沢(ぜいたく)な時間でした。
ところで、このチョコレート、今では世界中どこでも食べられますが、歴史は古いです。原料となるカカオは紀元前2000年ごろから今のメキシコ、中央アメリカ界隈(かいわい)で栽培され、16世紀初頭にコロンブスがスペインに持ち帰り、17世紀に欧州の王室の結婚に伴い、一気に王族貴族の贅沢品として広がったそうです。そして18世紀の産業革命からチョコレートも進化し、世界中に広がります。
その後、19世紀スイスで、それまでの苦いチョコレートにミルクを混ぜ合わせることに成功。私たちがどこでも食べられる今のチョコレートになります。
そのスイス・ジュネーブでは11月になると、店頭にチョコレートで作った大きな鍋「マルミット」が所狭しと飾られます。
それは12月に行われるお祭り「エスカラード」のためです。400年前に敵兵が壁をよじ登ってきたのに気づいたおばあさんが「火事場のばか力」でスープ鍋をひっくり返して退治しました。それを祝って今は、スープ鍋を模(かたど)ったチョコレートを飾り、各家庭で割って食べます。
その数日は、日頃は静かなジュネーブの街も当時の衣装を纏(まと)った人々のパレードなどで賑(にぎ)わいます。本当に素朴なお祭りですが、スイス人気質を感じられます。

ジュネーブのチョコレート屋さんに飾られたチョコレートのお鍋

お祭り『エスカラード』当時の衣装を着た音楽隊
https://mgpress.jp/2022/11/11/%e3%80%90%e5%b0%8f%e6%9e%97%e5%8d%83%e5%af%bf%e3%83%bb%e7%a2%81%e7%b8%81%e6%97%85%e4%ba%ba%e3%80%9139-%e3%83%81%e3%83%a7%e3%82%b3%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/

『こごみ』

2021-05-06 10:01:50 | グルメ
大型連休も終わりました。
友人のおばあちゃんが山に入って採ってきた
山菜『こごみ』を沢山頂きました。
 山菜、下処理が大変そうで、外で食べるのは
大好きですが、家でお料理すのは避けていたのですが。
こんな新鮮なものが届いたら、やるしかない!

インターネットで下処理法を調べて




①水で汚れを1本1本取る (100本ほどありました)


 生物の勉強、クルクル丸まっているところを開くと


②熱湯+塩少々 1分ほど茹でる


③ざるに入れて、熱いうちに茎の両脇の筋を取る


 出来上がり!!!

後は色々なソースで食べてみました。

 
 マヨネーズ+醤油

 
 ポン酢+鰹節

 来年は山菜取りに行ってみたいです!!!

お蕎麦

2021-05-03 14:57:48 | グルメ
 昨年の緊急事態宣言の頃から『お蕎麦』に、やっと目覚めました!
 今回食べたお蕎麦は初めての感触、透明感のあるお蕎麦です。
 季節の山菜の天ぷら、いいですね!!!
 タラの芽・コシアブラ・蕗の薹
 美味しかったです!!!