チェス界は1997年にコンピューターチェス(IBM ディーパープル)は世界チャンピオンガルリ・カスパロフに2勝1敗3引き分け、チェスコンピューターが人間知能に追いついた
ように見える。
先頃、将棋は『ボンクラーズ』米長邦雄名誉名人を負かし大きな話題になった。
そして、囲碁界は?
1996年頃にそれまでとは違う方法でプログムのモンテカルロ方式を使ったプログラムが、それまで停滞していた囲碁プログラムを急速に上達させた。
そのプログラムMOGOと2010年4月4日パリトーナメントで六子局で対局する機会があった。
棋風は切れるところは、どこでも切ってくる『フランス風』と感じた。
その碁の勝敗は白の中押し勝ち。写真はその時の対局風景。
今日の本文はここから。
昨年暮れに日本のプログムマー尾島陽児氏のZen(天頂の囲碁の作者)が国際戦で優勝。
その決勝戦の棋譜解説をした御縁から、尾島氏と碁を打つ機会を得た。
そして、3月18日に武宮正樹九段のZenは5子、4子で快勝した。詳しい事は下記へ。
http://entcog.c.ooco.jp/entcog/
棋譜を見て12月の時よりZenが上達している感触を得た。
そして昨日、念願叶ってZenと4子局で対局。かなり強くなっている。。。
尾島氏曰く『12月の時よりバージョンアップしている』とのこと。
今後、どこまでコンピューター碁は人間に迫ってくるか、楽しみである!!!
人間が負かされる日が来るのだろうか?????
人間で言えば、プロ棋士に3子局で打てるようになってから、負かす事が出来るようになれる、その間が一番上達が難しい。
コンピューターはここを、どのようにクリアしてくるのか。。。
もし、それが出来るようなプログラムが出来れば、それはきっと、かなり人間社会に幅広く応用できるものになると想定する。
やっと囲碁界のコンピューターも土俵に乗ってきた感じで、面白くなってきた。