三平&国分、GW明け結婚「明るい話題を」
サンケイスポーツ 4月17日(日)7時52分配信
“夫婦”仲良く千葉県産のネギを販売する林家三平と国分佐智子=東京・北新宿(写真:サンケイスポーツ)
1月に婚約した落語家、林家三平(40)と女優、国分佐智子(34)が16日、都内で開かれた東日本大震災の被災地産野菜や果物の販売会に駆けつけ、風評被害防止を訴えた。震災を考慮して“延期”していた結婚について、三平は「5月のゴールデンウイーク明けにしたい」と報道陣に宣言。「さっちゃんの白むく姿で明るい話題を届けたい」と明るい笑顔をみせた。
福島第1原発事故で風評被害に苦しむ福島、茨城、栃木、群馬、千葉産の安全な野菜を前に、三平が国分との“ゴールイン”で日本を元気づけることを約束した。
「こんな状況だからこそ、全国の方々にさっちゃんのすてきな白むくやウエディング姿をみてほしい。私たち2人は、身の丈にあった支援活動しかできませんが、少しでも明るい話題を提供したい」
この日、2人は「風評被害に遭っている農家の方の力になりたい」と東京・北新宿の東京都中央卸売市場淀橋市場で行われた「被災産地応援フェア!」に駆けつけた。親子連れなど約5000人の買い物客でにぎわう様子を見て、三平は「この活気があれば日本は大丈夫」と涙ぐみながらも、被災地に笑顔を届けることを誓った。
3月11日の震災直前の同9日、東京・上野で行われた東京大空襲の供養式で2人は「3、4月中に婚姻届を提出する」と話していたが、震災を考慮して“自粛”した。三平は、「ゴールデンウイークが明けるころには、皆さんも少しは落ち着いていると思う」とGW明けの5月9日以降の届提出と挙式を示唆した。同10日が大安のため、有力な候補日となりそう。
フェアでは、おそろいのはっぴ姿で茨城県産のイチゴを試食し、千葉県産の春キャベツや群馬県産のほうれん草などを販売した。買い物客に「お似合いですね」と祝福され、2人そろって「ありがとうございます」と頭を下げる一幕もあった。
国分は「野菜に触ると、野菜の元気が手に伝わってくる。この元気をぜひ食べてほしい」とPR。1時間ほど販売を手伝い、「皆さんの熱気と温かさがすごく伝わって…。逆に勇気づけられました」と国分の目から感激の涙があふれると、隣に立っていた三平が国分のほおにそっと、ハンカチをあてていた。
※ジジイのたわごと
林家三平といえば50年ぐらい前の「どうもすいません」「よしこさん」「もう、大変なんですから」などが思い出される。お笑い界では、抜群の人気者であった。高座では、他の落語家と違って、手振り身振りで身体を動かし、我々を笑いの渦に巻き込んだものであった。今にして思えば、迫力満点の落語家であったように思う。
林家三平を襲名した二代目は、初代林家三平と肩を並べられるか、どうかであろう。迫力の点では、初代に遅れを取ってるようだ。「どうもすいません」とやったのでは、先代の物まねとなってしまう。
先日は、ブラックマヨネーズが上方漫才大賞を受賞したが、落語界にも落語大賞みたいなのがあるかどうか知らないが、結婚を機に、それぐらいの実力、人気を目指す必要があるやに思う。