アメリカ生活の想い出

1987年から5年間アメリカで過ごし全く英語が出来ないのに、地元のお年寄りと知り合い学び楽しく過ごした記録です。

アメリカの医療について

2009-02-18 16:44:38 | Weblog
アメリカに来ている駐在員の一番の心配ごとは病気になった時で、医療についての予備知識が乏しい事です。
駐在員の家族には小さい子どもさんのいる人が多いため、米国の医療事情についての説明がありました。

「日本とアメリカの病院のシステムは違いがあります。
始めての方は戸惑いされると思いますので簡単に説明します。
米国ではホームドクター制が基本となっています。ホームドクターは大きな病院や診療所と提携を持っています。
ホームドクターはオフィイスで診たてを中心に診察して、必要に応じて血液や尿のサンプルをとって生理検査を行います。
生理検査で採られたサンプルは病理学専門ののラボに分析のため送られます。
レントゲンをとる必要のある場合は放射線専門医の経営するオフィイスにアポイントメントして、そこへ行くよう指示されます。
そして病理学ラボの分析の結果はホームドクターにフィルドバックされます。

一般的にドクターの診察を受けたい時は直接病院に行くことが少なく、先ずホームドクターのオフィイスに予約をすることから始まります。
もし入院、または手術の必要ありと診断されたら場合、ホームドクターの関係している病院に入院、または手術をする手続きがとられます。
出産などの時も同様な要領で行われます。