アメリカ生活の想い出

1987年から5年間アメリカで過ごし全く英語が出来ないのに、地元のお年寄りと知り合い学び楽しく過ごした記録です。

迷子になる。

2008-12-31 08:02:02 | Weblog
こちらの道路は碁盤の目のようになっていて標識もわかりやすくの運転がしやすいようになっていました。
自動車の運転に慣れてきてだんだん遠くまで行くようになりました。
でも、フリーウェイは自信がなく避けていました。
ところが運転中、標識を見落としてフリーウェイに入ってしまったことがありました(アメリカの道路はほとんど無料です)すぐに次のところで降りたのはいいのですが、どこにいるのか全くわからない、地図を広げてその周辺を見渡したも地名表示が見つからず、誰かに尋ねようとしても静かな住宅地だったので人影もありません。

丁度その時、自動車を止めていた近くの家からゴミ出しに男の人が出てきたので地図をひろげて
「すみません、ここの場所はどこですか」と尋ねると、その人は地図の上を指してくれて、やっとのことで位置を確かめることができました。

まだ今回は地図を持っていたので良かったのですが、地図を忘れて迷ったことがありました。
フリーウェイと幹線道路はどこまで行っても名前は変わりませんが、一般道路では隣の市に移ると名前が変わる場合があり、を走らせて何回かコーナーを曲がっているうちにわからなくなってしまったことがありました。
自分の位置がわからない あわてました。以前にお客を乗せて目的地へ運転をしているうちにまごついたことがありました。その時、お客が方向指示を的確にしてくれたので、不思議に思って
「この周辺は知っているのですか」と尋ねると初めてきたところと言うのです。
そのお客は太陽を見て東西の方向を確かめ方向を指示してくれたのでした。

買い物帰り迷った時にそのことを思い出し、の位置から西の方向を確かめ、住んでいるアパートは西側の太平洋岸に近いパシフィック コースト ハイウェイ(旧国道1号線)沿いにあるので、まずハイウェイに出て、それから南下して無事アパートに着きました。

カリフォルニアの免許取得後すぐに・・

2008-12-30 07:25:36 | Weblog
の自動車はフォード・オールズモービルのカトラスシエラの3000ccの薄茶色の車に乗っていまいした。
車が大きいのでの運転姿を後から見ると、無人車が走っているようだと言われました。

前座席が助手席と運転席はつながっていて長く、運転をする時の足が短いので座席を前にいっぱい出すと助手席も一緒に動き、後ろは広々していているので乗ったお客さんは「オ-ワイド」と言っていました。

免許を取ってからまず日本人が営んでいるお店へ一人でいってみました。夫と何回かきていたので道順はわかっていまいました。
このお店は日本の食料品だけを売っていてオサシミやお魚があるのが魅力でした。小さいお店なので所狭しと食品類が並んでいました。ここの経営者は以前に日本人の居る地域へお魚を行商して喜ばれていたとの事。
隣のお店は日本製品(日本人形など)を売っている小間物屋でした。
ここのモールは(商店街)は日本人の経営するお店があるほうでした。
そのほかマクドナルド・写真屋・クリーニング店・中華レストラン等があり遠くからでも日本人の駐在員の奥さんたちがよく買い物に来ていました。

カリフォルニアの自動車の免許取得

2008-12-29 13:36:34 | Weblog
アパートのまえの道路には3ヵ所のバスの停留所がありとてもべんりでした。
カリフォルニアの自動車の免許を取るまでよく利用しました。
運転手は男性、女性半々でした。バス代が 1ドル25セント で細かい小銭を用意しなくてはなりません。乗換えが1回無料で前のドアから乗り、
「Transfer,Please]と言って乗り乗換券をもらいます。
乗客はお年寄り、運転免許を持っていない人、免許をなにらかで取り上げられた人です。
盲導犬を連れている人は必ず運転手の後の席に座り、犬もおとなしく足元に座っていました。
車椅子の人は運転手がリフトを降ろして乗せ安全を確認し発車、降りるときはボタンを押し次の停留所で降りるからと、早く立ち上がると危ないからと怒られました。車社会ですからほとんどの人は乗りません。バスに乗ったことがないと言う人もいました。

いよいよカリフォルニアのの免許を取ることになりました。
日本でも運転に自信のある人も落ちたとの話も聞きました。筆記試験は日本文で出来ました。
試験問題集を丸暗記し試験を受け、無事合格していよいよ路上での試験です。
試験場にはテスト用の自動車はありませんので、矛盾していますが夫の中古車に乗ってゆきました。
私の番になり試験官は隣の助手席に座りました。静かに自動車を発車させました。指示は全て英語です。
    ストレイト、レフト、ライト、ターンなど指示されるのですがレフト、ライトがよく聞き取れないのです。
試験官が言うと左右の確認のためにレフト、ライトを私も言って復唱していると試験官は指でレフト、ライトをさしながら試験をしてくれました。
わかりやすい指示で助かり一回で合格、自動車の免許を取得することが出来ました。

観光地 バルボア アイランド(2)

2008-12-28 05:15:25 | Weblog
湾に沿ってフェリーボートの乗降場までの道路の右側には家が並び、どの家も手入れの行き届いた庭やきれいな部屋を見せていました。
日本では人通りの多い窓際はカーテンをしてしまいますが、ここではきれいな部屋を自慢げに見せているような気がしました。

最初ののうちは左側の湾の景色より家のほうが気になり見て歩いていました。この通りは近くの住民の散歩コースで朝は人出が多く賑やかです。

この湾はバルボア半島まで渡るフェリーボートが往復していて、ボートの真ん中にを数台乗せ両サイドに人が座り、料金はボートの中で支払い約5分ほどで半島に着きます。
半島に渡ると遊覧船の案内所があり、湾内を約1時間説明(英語)を聞きながら観光が出来、はお客が来たときはいつも一緒に遊覧船に乗り案内しました。
湾の周りには別荘や豪邸が立ち並び家の前には大小のボートが繋留してありそのボートの数の多さに驚きました。俳優ジョン ウェンの別荘はボートが数艇並んで家から直接乗れるようになっていました。太平洋に近い湾口に近づくと波が荒くなり、そこから湾内に向かって戻ります。
フェリーボートを降りると案内所の周りは小さい遊園地があり、約10分で一周する観覧車に乗ると高いところからは湾全体が見え素晴らしい景色でした。
距離の短い半島を歩いて横切ると目の前は太平洋です。
砂浜では水着姿で横になり  したりを読んだりしていて、日焼けを楽しんでいる人が多く、あまり泳いでいる人はいませんでした。

海に突き出ているピア(埠頭)はとても長く、ピアの先端まで歩いて行くと桟橋の両サイドには釣りを楽しんでいる人が大勢いました。

観光地 バルボア アイランド

2008-12-26 06:44:05 | Weblog
住んでいるアパートから、いつも買い物するモール(商店街)を通り過ぎ、橋を渡ると バルボア アイランドの観光街に入ります。

ニューポートビーチは気候温暖で過ごしやすいところなのでアメリカ国内でも別荘地として有名です。寒いところから移り住む人が多く、俳優ジョン・ウェーンの別荘や大手デパートの社長の別荘、またはカナダから来た人もいました。

アパートからすぐ近くだったので、よく一人で出かけました。観光地らしく絵葉書やTシャツを売っている店が多く、だんだん慣れてくると手芸店に入りニードルポイントの簡単な刺し方を習い作り始めました。

観光街の通りの中にある 〒 に入ると局の人が私を見て「おはようございます」と日本語で声をかけられ、アメリカに来てまだ日数もたっていなかったので嬉しくなり挨拶を交わしました。

小さい観光街なので300mほど歩くとバルボア半島の間にある湾にぶつかります。
湾の向こうに細長い半島が見えバルボア・パピリオンの大きな建物や観覧車が遠くのほうに見えました。この半島によって湾はとても穏やかでした。


スーパーマーケット(3)

2008-12-25 02:39:21 | Weblog
品物を入れたカートを押してレジのところに持ってゆきます。
カートの中にかごを入れて 品物の入ったかごを台の上に置くことは出来ません。
レジの前にはベルトコンベアーのような台があり、その上に直接自分で品物を載せ全部載せたら次の人との間に仕切り棒を置ます。台はレジの人が操作します。

大きくそして深さがあるカートに直接品物を入れたものを台の上に並べるのですが、小さい品物が底にあると取り出すのに手が届かず必死に取り出そうと(頭からカートのなかにさかさまに落ちそう・・)していたら 後ろに並んでいた人が笑いながらカートの脇を押しあけることを教えてくれました。

レジ台の前を空のカートを押して支払いを待っていると「袋はペーパーにしますか、プラスチックにしますか」と聞かれ、どちらかの袋に決まるとレジの人が袋を脇に置き品物をバーコードを通して直ぐに袋に入れます。
補助の別の人が来て袋に入れるときもあります。買い物が多い時は品物が入った袋がどんどん出来上がってきます。その品物を空のカートに自分で入れます。

支払いはチェックかカードで現金で支払う人はほとんど居ません。
こちらの人は一週間まとめて買い物する人が多いのでカートに山積みにして自動車に運んでいる光景をよく見かけした。
カートが重く大変な時には頼むと自動車のところまで店員が運んで車内にも入れてくれます。
本当に品物が豊富であふれている国でした。

スーパーマーケット(2)

2008-12-24 06:13:13 | Weblog
魚、肉コーナーでは魚はあまり種類がなく、鮭は半身の大きなままで売っていたのでそれを買ってきて家で切り身にして塩鮭にしたりしました。肉は牛肉の陳列幅が広く、豚肉や鶏肉はあまり目立たなく並んでいました。

チーズやパンは種類が豊富で毎回スーパーで買い物する時に買ってきて一通り食べてみましたがなにを食べても美味しいのです。

また飲料水が飲み水に適さないので1ガロンのおおきなボトルを買い家には5ボトルが常時あるようにし、お水がなくなると空ボトルを持って行きお水だけを買いました

冷凍庫の陳列には沢山の食品が入っていて、ニンジンやブロッコリ、いんげん等茹でて冷凍してあるのですが一袋がとても大きいので使い切るまで日数がかかりました。
また、一人用に一食分(おかずが色々ある)の食品が一皿に入っている冷凍食品もありお料理を作らない人達には便利に出来ていました。
全般的に品物は分量が多く、大きくてそして値段がとても安かったです。
お米はこちらのカルフォルニア米が意外と美味しく日常の食事はいつもご飯が食べられてお釜は日本へ転勤で帰国した人のお古を使いましたが、意外と長持ちして私たちが帰国するまで使えました。

スーパーマーケット

2008-12-23 05:01:18 | Weblog
はじめてスーパーマーケットへ行った時は店内をゆっくり見ている気持ちのゆとりがありませんでしたが、何回か通っていると面白くなってきました。
先ず驚いたことはショッピングカートが大きいこと、通路も広く大きなカートがすれ違っても充分ゆとりがありました。
カートを押しながら入ってゆくと最初に並んでいるのは野菜や果物からでした。品物を置く配置が決まっていて他のスーパーに行っても同じでした。

野菜の種類も豊富で見たことのない野菜もありました。
生野菜をドレッシングで食べる人が多いので、新鮮な野菜が沢山並べられ ほうれん草も生で食べるので根をとり葉のところのみでフワーと山盛りにしてありました。
なすやきゅうり・大根はありませんでした。トマトは酸味がなく良く食べました。
果物はスイカが楕円形の形をして大きく、ブドウの種類の中で細いしなやかな指先の人のような形をした細長いブドウは皮ごと食べられてとても美味しく、りんごは小ぶりでしたがピカピカに磨かれて三角錘状にきれいに積み上げられて、高いところから順番に取るようになっていました。オレンジはいつでも沢山ありとても安いのでよく生ジュースにして飲んでいました。

住んでいたアパートの周辺

2008-12-22 05:05:44 | Weblog
アパートの近くのモール(商店街)にはなるべく毎日行くようにしました。
スーパーマーケットに行き支払いを済ませると最後に必ず「今日は良い日でありますように」と言ってくれますほのぼのとした気持ちになりました。

ここのモールは垢抜けたきれいなお店が並んでいたので見慣れてくると今の新鮮な印象を忘れてしまうのではないかと写真を撮っておきました。
銀行、クリーニング店、写真屋、パン屋は時々利用しました。

スーパーマーケットの隣にあるファーマシーストアー(pharmacy store)薬、化粧品ポストカードなどうっている雑貨店で買い物をして、娘がオレゴンから夏休みに帰ってきた時に、彼女からお店の人に外国人が英語を学びまた、気軽に交流できる場所を聞いてもらい カレッジ と シニアセンター を教わりました。

住んでいたアパート(溺れそうになる どこで?)

2008-12-21 04:27:15 | Weblog
 
玄関から入って、居間と反対側にベットルームが2ツ(大、小)あり、部屋の窓から駐車場が見えました。
大きいほうのベットルームはセミダブルのベットをおいてもまだゆとりがありました。
洋服ダンス(closet)も部屋の中につくり付けてあり扉が天井まである大きな鏡の三枚の引き戸で二つのベットが写り部屋を大きく見せていました・・・  洋服を取り出すのに引き戸が少し重く両手を使ってあけていました。

この部屋の続きに狭い洗面所とトイレとシャワー室がありとても便利でした。
もう一つの大きな洗面所はキッチンの裏あたりで全体の部屋の中央にあり、窓はなくドアを開けると換気扇が同時に作動するようになっていました。
ドアを開けると目の前に大きな鏡があり洗面器も二人分ありました。そして右横は便座があり、その奥は浴槽(bathtub)でガラス戸で仕切られていました。

映画の中の一場面でバスタブの中で泡を沢山立て楽しそうに入っているのを思い出し一度昼間に試したことがありました。
バスタブにお湯を半分の高さまで貯めて座りながら泡を立て鼻歌を歌いながら気分良く洗っていたらツルッと滑ってしまい頭から泡だらけのバスタブに漬かってしまったのです。

バスタブはの背より長く、の体がスッポリ入りまだゆとりがありました。
何かにつかまろうとしてもツルンツルン滑ってつかめないのです。
この浅いところで溺れては大変、ワーワー大声で騒いでも誰もいない、
無我夢中で体の向きを半回転して両手をつきやっと起き上がった時は 「ワー助かった・・・」とおもい本当に泡食ちゃった
もし裸体をさらし(恥ずかしい)溺れていたらなぜこんな浅いとこで・・事件になっていたかも知れません。
そのあと滑らないゴムのマットを敷き2度としませんでした。