身近な自然 Dr.珍(デジカメ自然観察)

 デジカメを通してふれた、身近な自然

女王の産卵

2006-09-20 23:38:02 | 飼育・観察


 何もかもが初めてのカンタンの飼育。地面に産卵するスズムシと違って、カンタンにはいきませんでした。産卵管が刺さっているのは、産卵様にケースに植えたヨモギの茎。産卵管の刺さっているところを念入りに囓ったあと、捻り込むように茎に産卵管を差し込み、産卵が始まりました。とりあえず、来年につながったといえるでしょうか。

エンマコオロギ

2006-08-27 08:29:31 | 飼育・観察


 飼育中のエンマコオロギが成虫になりました。今年は少し遅いでしょうか。
これは、♂。鳴き声の秘密は、この羽の模様にありそうです。



 こちらは♀。羽に♂のような複雑な模様はありませんが、♂にはない太い注射針のような産卵管があります。

 これからの季節、よい音色の声を聞かせてくれそうです。

ヒラタクワガタのペアリングについて

2006-05-19 00:25:06 | 飼育・観察


 知り合いにさしあげたヒラタクワガタが成虫になり、この時期活動し始めたので餌を与えて♂♀一緒にしていたところ♂が♀をバラバラにしてしまったという相談を受けました。原因としては、両者共に充分に成熟していないところに一緒にしてしまったため、♀が交尾を拒否したあたりに原因がありそうです。♀も気が強いものは、♂の足を噛みきってしまったりします。今後の対策としては、もう一ヶ月くらい別々にして充分に餌を与える。♀が逃げて隠れられる工夫をする。(クヌギの落ち葉などを敷いたりする。)交尾を確認出来たら速やかに隔離する。などすれば事故は少なくなると思います。いずれにしても気性が荒く、取り扱い注意のクワガタなのでヒト自体も指など挟まれないように気を付けて扱っていただきたいと思います。
 画像は、飼育親子二代のご対面。お父ちゃんは、二回目の冬をこしました。(向かって右側。)オオクワガタやコクワガタと同様に長生きのクワガタです。

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