かって、私のお尻をかじったガチョウ君のいる公園に久しぶりに行ってきました。しかし、ガチョウ君の姿はなく、かつてガチョウ君のなわばりにしていたあたりに花が、置かれていました。メッセージに「ガー子」と呼びかけるものが置いてあり、私は、ガチョウ君の死を悟りました。生きていたときは、威嚇しながらまとわりついてきて、鬱陶しかったのですが、いなくなってみると寂しさも感じます。
ムクドリが群れで柿を食べていました。群れでいると、ヒヨドリなどは、遠慮して割りこんできません。他に、体格が似ているツグミ、オナガなどが争うことが多いようです。その間隙をぬって、メジロ、スズメがちゃっかり入り込んでいたりします。柿の実も残り少なくなってきました。残りは、早い者勝ちですね。
ムシの影もまばらになってきました。それぞれ様々な形態で越冬に入ろうかと言う時期です。カマキリの越冬形態は、卵。木の枝などに産卵された卵は、冬越しする野鳥の貴重な蛋白源にもなります。コカマキリは、隙間に産卵する性質があるので、その卵は、見付けにくいかもしれません。