溶接・溶断、厚中鋼板 金属加工専門の三立製作所
東京西多摩 瑞穂町 株式会社三立製作所。
溶接はビードの外観が綺麗に整っていても実は材料への溶け込みが少ないということがあります。
そのことを溶接作業をする従業員に体験として知ってもらうために
さまざまな方法、角度で溶接をしてみました。
通常は下向きに溶接トーチを向けほぼ真下に近い方向に向かって、
溶接を行っていくのが一番簡単に溶け込みが深くいきます。
今回は真下の方向と、
真横(水平)に向けて上から下へ縦に溶接をする方法の2通りを行いました。
どちらも外観が似て綺麗に仕上がっておりましたが、
切断をして断面を見ましたら溶け込みの深さと幅が全く違っておりました。
溶接をする時の姿勢、トーチの向きが溶け込みに大きく影響するということが
よく理解してもらえた様でありました。