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ビタミンAとビタミンCの喉頭ガンへの作用について 栄養医学ブログ 日本ビタミンC研究会 藤井毅彦

2024-10-08 13:42:50 | 健康・病気
アメリカのロズウエル記念病院での研究では、喉頭ガン患者374名(♀)とガン以外の消化器系、あるいは呼吸器系の病気を有する381名の比較対照において、ビタミンCとビタミンAの喉頭ガンに対する効果が研究された。

また、この研究に併せて、アルコール摂取、喫煙に伴った喉頭ガンの危険率も調べられ、飲酒、喫煙とも、喉頭ガンの高い危険率が、比較対照に比べて認められた。

また、食事摂取でのビタミンAが少ない男性は、食事摂取でビタミンAが多い女性に比べて、喉頭ガンの危険率が2倍であることがわかり、また、食事摂取において、ビタミンCが少ない男性は、食事にビタミンAが多い女性に比べて、喉頭ガンの危険率が2倍であった。ビタミンCとビタミンAの低摂取は、喫煙と飲酒を制限して試験した時、喉頭ガンの危険率の増大が継続しました。ビタミンCとビタミンAに関するこれらの発見は、動物組織での研究結果と一致しました。これらの結果から、野菜や果物などビタミンCとビタミンA(カロテン類)を含む食品の常食が求められます。そして、更なる研究が期待されます。

References
George E. Berkley. Cancer:How to prevent it&How to help your doctor fight it. 1978 by Prentice-Hall, Inc
VitaminA, retinol, carotene and cancer prevention. British Medical Journal. Vol281, number6246, 1980

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