私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

ゆず湯に入る

2009-12-22 | 14楽しむ
冬至の今日、月初めに友人宅の裏山の木から直接とってもらったゆずを、湯船に浮かべて楽しんだ。

しばらくお湯に浮かべたままにしておいて後入浴すると、お湯が丸くなり、温泉の湯のようなぬるっとした感触までも楽しむことができる。

いつもより更に長湯で、お風呂上がりの深夜、ハロゲンヒーターだけでパソコンに向かっていても大丈夫。
普通の入浴剤よりも湯冷めし難いのは間違いない。

やっぱり気をつけないと、ゆず湯に入ったって風邪を引くとは思うけれど、季節を楽しむこうした風習は、ニッポン人に生まれた不思議と楽しさを感じられて嬉しい。

ささやかな、こうした生活習慣を引き継ぐことが、文化を守ることになると思ってもいる。
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使い捨てカイロあれこれ

2009-12-16 | 14楽しむ
「病は冷えから」を信奉している訳でもないが「ゾクゾクするなぁ」と感じると必ず体調不良となるお年頃で、この頃は肌寒くなる季節からずっと使い捨てカイロを手放せない。

使い捨てに若干の抵抗があるのだが、瀬戸内の高専で、山や森が痩せることによって海に注ぐミネラルが減少し、それによって赤潮などが発生しやすくなる対策として、使い捨てカイロの内容物で鉄団子を作り、それを海に投じることによって環境改善に一役かっている…というドキュメンタリーを見て以来、その内容物が環境を害する度合いが低いものだと安心している。

背中の上方、第2・3胸椎辺りに貼るのが一番効果的だと思うのだが、ゾクゾクする危険は明らかに少なくなる。

通称ホッカイロ。
一回分17円~20円ぐらいで手に入る。
もちろん大量に買いだめるのだが、スーパーの特売で時々ポッと出てくる安価な商品は、温熱効果が若干やわらかく、その温熱効果持続時間も短めのような気がする。

トップメーカー(だと思う)の桐灰化学さんの製品は、やはり安定感があるが、目下のお気に入りは、白元さんの製品。
温感継続時間の長さもさることながら、その製品ちょっとした特徴がある。

埋み火がその火の消え落ちる前に、驚くほど赤々と輝くのと同じように、10時間を超えようとする頃合いで、熱感が急に強くなるのだ。
化学変化の終わりを告げるように、一層熱く反応してみせる感じが、何だか切ない。

命のメリハリが感じられるようで、好きなのだ。

使い捨てカイロにも癖がある。
その癖が気に入っていたりするのだから、全くおかしなものだと思う。
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つる梅もどき

2009-11-19 | 14楽しむ
眠れぬ夜のブログの更新。

どうも、私は25時間周期の体内時計を持つ人間のような気がする。
最近は特に生活リズムの乱れが甚だしく、われながらげんなりする。

そんな状態だから、世の事象のあれこれにいら立ちが募るのかもしれない。

ちょっと気分を変えて、先日山へいらした知人が持ち帰られた「つる梅もどき」の可愛らしい姿を披露。

大ぶりな枝を生け花にすることもなくなっているので、目下サービスルームの取っ手に引っかけた状態で楽しんでいる。

赤い色が何とも愛らしい。
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変わりゆくもの

2009-09-21 | 14楽しむ
連休、久々に山へ行ってきた。

250~260㎞走っただろうか。
秋の草花があちこちに愛らしく咲くお気に入りの山だ。

昨年は流れゆく雲が楽しく、頂に寝転んでその様子をゆったりと楽しめたのだが、今年はいささか雲厚く肌寒かった。

20㎞余り続く登りの山道で、幾度も行き違う車を避けて離合する為バック走行を繰り返した。
去年は、様子を熟知している感じの車の後について走った。
あれは近道だったのだな、昨年は一度も下りの車に出会うことはなかったのだ。

知っているのと知らないのとでは異なる結果が待っている。
また、ツキが有るのと無いのとではこれまた至る状況は天と地だ。

今年は渋滞しそうな高速道路を避けた。
渋滞にかかることもなかったが、道々の観光スポットもさほど混雑している気配はなかった。

帰り道に立ち寄った温泉施設も、程よい人の入り具合だった。

たった一年しかたっておらず、ルートも立ち寄った先もほとんど同じなのだが、変わったなぁ…という感慨に陥る。

何がどう変化したからか。
何が一番変化した為か。

よりよく進んでいるのだろうか。
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酔っています

2009-09-16 | 14楽しむ
最後の夏バージョン(レモン)の入浴剤で入浴。
すっかり涼しくなって、窓辺の室温計は20.8度をさしています。

いつもはここで、この夏仕込んだ梅酢の炭酸水割でクエン酸入り水分補給するのですが、とうとう梅酢は底をついてしまいました。

梅酢ボトルの奥にあった十年物の梅酒をグラスに注ぎましたが、これもまたボトルの底に近づきつつあるので、氷砂糖の糖分濃い目。
炭酸水で割ってグラスに注いだ分を消化したものの、どうやら酔っ払ってしまったようです。

いくつになっても酒に弱いですね。
体質は母方の家系を継いでしまっているようで、真っ赤な弁慶になって今日はコテンと眠れるかな?

酔って眠った分には、脳は本来の睡眠を得られないのですよね。
すっきりと、あれもこれもすべて忘れて眠りたいなぁ。
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¥1,000.- カット体験

2009-09-15 | 14楽しむ
十年近く、40日に1度ぐらいのペースである美容サロンに通っていた。
スタッフが10名ぐらいの比較的規模のあるサロンで、大体1回の予算が¥12,000.-といったところ。

担当のスタイリストは当初中堅スタッフだったのが、ナンバー2になっている。

担当スタイリストのカットには馴染んでいて、その日の気分でふらりと立ち寄っても、なんとか折り合いをつけて仕上げてくれていたのだが、昨年から完全予約制になってしまった。

当日「今日どうかしら?」と電話をいれても、人気のスタイリストにはすでに予約が入っていて「明日でしたらご予約いただけるのですが、明日はいかがでしょうか?」…と大抵いわれてしまう。

上質な対応をする為にシステム上必要なのはわかるのだが、そういう手順が面倒なタイプなのだ…私。

とうとう耐えられなくなったのが春先のことで、サロンをさまよい始めたのだが、そんな頃友人から「¥1,000.- カット」の話を聞きこんだ。

話を聞いて数か月、とうとう試してみる気になった。

社員食堂よろしく、入り口の販売機でチケットを購入する。

カット台は3台。

10分間で次々にお客がさばかれてゆく。

それぞれのミラーの足元に吸気口があって、カットが終わるたび備え付けの箒で切られた髪をかき集め、吸気口の前に。
スイッチを押すと、集められた髪は吸気口から壁の向こうへ跡形もなく消えてゆくという構造だ。

ケープは二枚用意され、一人終わるごと折りたたみ、異なるケープをもちいる(その間消毒しているのね、きっと)。

くしは使い捨て(希望すれば持ち帰り可)。

ハサミも二つ用意されていて、交互に使っているようだ。
前の客のカットをしたハサミは、定位置のバッドに預け、次の客のカットの間中、強力な紫外線のもと消毒されているという訳だ。

洗髪もブローもないアメリカンスタイルという訳だが、衛生意識はとても高い。
誰に使われたかわからないシェーバーで眉をそられ、後でマッサージ店に寄りたくなる肩モミや頭皮マッサージをされ、カットの間中当たり障りのない話題で会話する…なんてのが無い分気持ちがよいかもしれない。

2週間に1度のお手入れを推奨。
「悪くない」という印象だった。

2週間に1度通っても、美容院代が1/5になった計算だ。

「よしっ、ジューサーを買ってしまおう!」
と、妙な結論にたどりついた。
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夏バージョンの入浴剤

2009-08-21 | 14楽しむ
お盆を過ぎて、少しは暑さも和らぐかと期待したものの、長梅雨の終息とともに短い夏の記憶をここぞと刻まれているような印象。

太陽の恩恵を大地に…という思いはあるものの、やはり厳しい暑さは中年の身には堪えます。

今週、洗面所の入浴剤置き場(?)に、梅雨入り前に買った夏バージョンの入浴剤の箱が開封されることのないままあるのを発見。

定番の入浴剤より熱の残らない配合にしてあるようだが、その顔ぶれはパイナップルにライチ、レモンにオレンジとさわやかな果実系で揃えられている。

毎晩きちんと入浴する主義で、ようやく三種類使ってみたところ。
今晩のレモンはまだしも、パイナップルやライチの香りはやはり甘すぎる。

何年か前の冬、同じメーカーの入浴剤に飲み物シリーズが登場。例によってそれを試してみた時にも感じたが、食べ物の中に身を沈めているという感じはあまりいただけないんだなぁ。(といいつつ、懲りずに購入する私ときたら…)
ミルクティ風呂にカプチーノ風呂。
やはり微妙な感じですね。

何だか不必要な栄養分が皮膚にまとわりつくような…まぁ、そうした成分を含有していないのは承知しているのだが。

食糧危機になると、ますます複雑な思いを抱くことになるだろうなぁ。

いずれにしても、夏バージョンの残り17個をさっさと使い切ってしまわないと、どう考えても秋風にはミスマッチのお風呂ですから。
明晩にはオレンジのお風呂を楽しむ予定で、残暑厳しき夏の夜、オレンジジュースをストローですすりながらパソコン前です。
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45年前カレンダー

2009-05-04 | 14楽しむ
過去にばかりこだわっている訳でもないのだが、どうしても気にかかり、とうとう取り込んでしまいました。

時代の混迷はますます深まり、ここらで歴史を学ぶ必要も感じていて、このブログパーツは面白いっ!と、すっかりはまってしまった次第。

gooブログ担当者のセンスを、大いに称えます(=^・^=)♪

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田園の女性鍼灸師

2009-04-07 | 14楽しむ
昨春卒業した鍼灸専門学校の同級生で、自宅開業から一年を経た女性鍼灸師の治療院を今日訪問した。

郊外ののどかな田園風景に抱かれた、ゆったり時間が流れてゆく治療院にいると、キリキリとささくれ立つことの多い日常から隔たって心洗われる。

今年は、白でもピンクでもない曖昧な桜に、余り感じ入ることがなくなっていて、私の中の日本的情緒も失われつつあると哀しく思っていたのだが、日本の田園風景で咲き誇る力溢れる桜は、やはり美しいと感じた。

人の流れや利便性も重要だろうけれど、そうした合理性から距離をおいた環境というものも、得難く魅力的だ。

彼女の鍼施術はいつものように穏やかで、無理強いをせず、私はゆったりと穏やかなリズムの中で、優しい気持ちになって帰宅した。
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籐のスツール

2009-03-18 | 14楽しむ
年明けから、和室におくスツールをずっと探し続けていました。

軽く、品よく、和のティストを乱さず、畳を傷つけないもの。
ついでに廉価であれば言うことなし。

元来家具好きですが、最近は家具屋の敷居が高くなりました。
家具屋さん自体が少なくなりましたが。

最近の店舗では、廉価なものは雑貨売り場に一緒くたに並べられ、さまざまな品を比較することも難しく、そのくせ購入するとなると大半が輸入ものですから、輸入用のパッケージのまま渡されたりして…。
家具屋さんの、製品に対する愛情のようなものがまるで感じられません。

かくて、廉価な小型家具はインターネットで探すのがお決まりになっています。
1~2割ほどネットショップの方がお安いですし。

しかし、この度のスツール。
なかなかこれというものに行き当たりませんでした。

そもそも、クレジット会社にいつからか拒否反応があり、支払方法をクレジット決済に限るネットショップからの購入に躊躇します。

妥協して注文することがあっても、何故か一週間ほどして「手配がつかなくなりました…」なんてメールが届く始末。

…で、探し出したのは、結局店舗販売しているお店。
出かけて行けそうな地域で、籐家具販売の検索をかけてみましたところ、ようやく行き当たりました。

http://www.miurarattan.co.jp/index.html

オーダーメイドの製作をされる籐家具専門店です。
しかも、代金前払いでのネット販売もされている様子。

オーダーメイド品は金額も立派なものが多いですが、上品なつくりの印象のよいものばかり。
しかも、手頃な値段の既製品を取り寄せ販売して下さっています。

その既製品の中から、予算内の好ましい一点を見つけ出しました。

少しの不安を覚えながら注文してみましたが、届いたものはつくりのしっかりした、予想以上にきれいな製品でした。
籐家具は輸入品が多いですが、国内で手がかけられているのでしょう、繊細に丁寧につくられています。

梱包前にはきちんとプロの目でチェックして下さっているようで、送付のされ方も気配りが感じられました。

ご機嫌で和室にセット。

今度はサービスルームの椅子をオーダーしてみたくなってきました。
予算が組めるよう、ちょっと頑張らねば!
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