私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

スーパーのサッカー台で

2024-09-06 | 10住む・暮らす
今日はわが家のカレー曜日。

スーパーで和牛肉の角切りを仕入れ、サッカー台でエコバックに取り込む作業をしていた。

惣菜売場で少量の鯵南蛮も購入し、甘酢がこぼれる事のないように、サッカー台に据え付けられたビニール袋のロールを転がし、1枚分を勢い良く切り取った。

ビニール袋のロールは、私の左隣でやはりエコバックに購入した食品を納める作業中の、お爺さんの前にあったが、その小柄なお爺さんがじっと私の手元を見つめているのに気付いた。

お爺さんの手元にもビニール袋が1枚あり、そのビニール袋を開口するのに手間取っておられる様子。

そして、口の開いたビニール袋に、まさに品物を入れようとしている私とお爺さんと目が合った。

「かえっこしますか?」と声をかけると、笑顔でうなずくお爺さん。
私はお爺さんのビニール袋と自分のビニール袋を交換した。

お爺さんの笑顔は、実にチャーミングで可愛らしかった。
父よりは少しお若いお爺さんだったが、ほっこりとした気持ちになれたサッカー台での出来事であった。
コメント
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