昨年のクリスマス、スーパーマーケットの有線放送から不意に浜田省吾のメロディーが流れ始めて足が止まった。
気持ちが過去に引きずられ、泣きそうになる。
私の青春時代を彩る曲であったのだ。
みな知っているメロディーだ。
そして、若く傷つき易い頃の自分の心細さを思い出す。
家族といても孤独で、誰とも共感できない私だった。
冷たい家庭であったが、その現実をまるで認識できず、ただ鬱々とする私だった。
そんな頃いつも流れていたのが浜田省吾で、繰り返し聞いていた。
帰宅しあるはずの浜田省吾のCDを探すのだが、何処にもない。
どれだけ繰り返し聞いたかわからないくらい聞いているはずなのに。
そして思い至った。
テープで聞いていたのだ。
FMラジオやレンタルショップのCDをダビングして、カセットテープにラベルを貼って…。
テープが擦り切れるくらい聞いていたのだ。
時代だ。まだ私が恐ろしく若い時分の話だ。
それがわかって、フリーマーケットでCDを手配。
届いた浜田省吾のCDを繰り返し聞きながら、切ない気分に浸った。
青くて、若くて、傷つき易く、自分の事がまるで分っていなくて、ピュアだった。
また新たにCDを手配する。
浜省はいいなぁ。
気持ちが過去に引きずられ、泣きそうになる。
私の青春時代を彩る曲であったのだ。
みな知っているメロディーだ。
そして、若く傷つき易い頃の自分の心細さを思い出す。
家族といても孤独で、誰とも共感できない私だった。
冷たい家庭であったが、その現実をまるで認識できず、ただ鬱々とする私だった。
そんな頃いつも流れていたのが浜田省吾で、繰り返し聞いていた。
帰宅しあるはずの浜田省吾のCDを探すのだが、何処にもない。
どれだけ繰り返し聞いたかわからないくらい聞いているはずなのに。
そして思い至った。
テープで聞いていたのだ。
FMラジオやレンタルショップのCDをダビングして、カセットテープにラベルを貼って…。
テープが擦り切れるくらい聞いていたのだ。
時代だ。まだ私が恐ろしく若い時分の話だ。
それがわかって、フリーマーケットでCDを手配。
届いた浜田省吾のCDを繰り返し聞きながら、切ない気分に浸った。
青くて、若くて、傷つき易く、自分の事がまるで分っていなくて、ピュアだった。
また新たにCDを手配する。
浜省はいいなぁ。