私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

鶏ごぼうネギまみれ

2025-01-20 | 1食べる
ごぼうが好物だ。

ごぼうのてんぷら。
きんぴらごぼう。
すき焼きにも豚汁にも、ごぼうがあるのと無いのとでは風味に格段の違いが生じる。

今日は鶏のせせり肉とごぼうを炒め、鶏ごぼうの晩御飯になった。

お好み焼きに使おうと用意していた、刻み青ねぎが、今日までの消費期限だったので、全てをフライパンに投じて、ネギまみれに仕上げた。

ごぼうは根っこであって、およそ食べ物には見えないだろうが、食物繊維が豊富で、ポリフェノールも沢山含有している。

戦時中、日本で捕虜となった外国人は「根っこまで食べさせられた」と劣悪な待遇のひとつとして訴えたそうだが、現在、我が国に溢れるインバウンドの訪日客の方々は、ごぼうという食材について理解してくれているのだろうか。

あく抜きしすぎると風味を失う。
ほどほどの下処理で味わいたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柿の葉寿司

2025-01-13 | 1食べる
連休中日、ぼんやりスーパーのチラシを眺めていて、全国各地のお弁当特集に目が止まる。
寒いし、料理するモチベーションは低い。

奈良の柿の葉寿司を食べたい気分になった。

米も買っておきたくて、夕暮れのスーパーに出かける。
当日、新潟の米や玉子の特売をしているスーパーもあったのだが、ぐずぐずしいて、もう特売品は間違いなく売り切れている頃合いだった。そこで、徒歩で荷物を抱えて帰ることが可能なスーパーを目指した。

米は高い。
棚に米袋は並んでいるものの、米が店頭から消えた昨年の価格から安くなる気配はない。

2キロの米袋をカートに放り込んだが、知り合いの店員さんが「明日からまた値上げされるよ」と言うので、5キロの米袋と入れ替えた。

米はまだ炊かない。
晩御飯は柿の葉寿司なのだ。
しかし、手元に米在庫のゆとりがないと、落ち着かないのだから仕方がない。

柿の葉寿司は、鯵、鯛、鯖、鮭、海老がそれぞれ載せられ、柿の葉でくるんである。
四角い寿司が全部で10個。
ペロリと食べる自分が恐ろしい。

食欲という煩悩からは逃れられない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三日とろろ

2025-01-03 | 1食べる
たいした食事をしていないのに、お正月に食べ過ぎた感がある。
体重も増えたが、消化能力も落ちているような気がする。

「三日とろろ」というワードを聞きかじり、トライしてみた。
カロリーはそこそこあるような気もするが、日常の食生活に戻さねばなるまい。

エポックメーキングにはなるかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年明け二日目の晩御飯

2025-01-02 | 1食べる
正月二日。
今年は気持ちばかり焦って、一向に年始らしい食事を用意出来なかった。

初詣も墓参りも終えて、やり残していた事務仕事も片付け、買い込んだまま料理できなかった食材を使って、かぶと鶏の煮物を作る。

状態の良いかぶは、千枚漬け風に仕上げる。
冬至に頂いたまま、柚子ジャムを作る元気が出ず、あちこちに配った残りの無農薬柚子が十分あって、酢のものにも煮物にも、柚子を贅沢にトッピングすることが出来る。

黒豆おこわを炊いたものの、水加減を誤り、かなり軟らかい仕上がり。

気持ちばかり急いて、ツボを外してしまうので、あれもこれも難アリだ。

しかしながら、現在の我が国では砲弾が飛んでくる状態にはないのだから、平和な状況に感謝し、有り難く食事しなくてはなるまい。

自分の焦燥感はどこから来ているのだろう。
墓参りを終え、フェードアウトの方向性が明らかな、一族の状態を確認してしまったからか。
自身の人生の終着点が見え始めているからか。

神社に参拝する長い列に並び、それでもまだまだ先は長いと覚悟した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする