私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

十五夜

2022-09-11 | 1食べる
昨夜は十五夜であった。
東の空に低く、大きな満月が冴え冴えと見える。
時に雲に隠れて見えなくなり、また雲間から煌々と光を放ち、丸い大きな姿を現す月を畏敬の念で眺める。
美しい月であった。

清らかな月の輝きを見る内に、雑然とした思考に乱されて、気分次第の言葉を放ち、一定しない行動をとる自分が恥ずかしく思われる。

西日本に位置する当地では、中秋の名月を愛でながら、月見団子の他に丸いお団子を入れた団子汁を作って食べる風習がある。
上場スーパーのチラシにはないが、地場のスーパーのチラシには、団子汁用の食材がピックアップされている。
わざわざ自宅で作って食べることはなかったが、無性に団子汁が食べたくなり、夕飯には団子汁を用意した。

丸い月が、白みそのだし汁に浮かんでいる。
曇りなく気分も晴れて、私の思考回路も冴えますように。

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