ふと、昔の思い出

にほんブログ村＜画像をクリックすると大きくなります＞
↑クリックしてね

小学校の5年生の時だったと思うが、近所のクラスメートが外人（在日米軍の白人の子）を連れて私の町内へ遊びに来たことがある。

当時私の住んでいた都下の地区は駅に近い方から○○1丁目～6丁目と区分けされており、クラスメートは1丁目、私は3丁目に住んでいた。

小学校は2丁目と3丁目の境、2丁目側にあり3丁目の私の家から5分ほどだった。駅までは、歩いて15～20分ほどだったろうか。

自宅から程近い駄菓子屋で、クラスメートと外人（白人の男の子）が、駄菓子屋の片腕（ビルマ戦線だったかインパール作戦で負傷）のオヤジサンと談笑していた姿が瞼に焼きついている。

外人の子は、同い年だったか同じ学年だったかは良く憶えていないが私たちと同年だった。身体が大きい割りに（私らと同じく）幼い顔をしていて、そのアンバランス感が印象に残っている。

何がきっかけでクラスメートがこの外人の子と知り合ったかも良く知らなかったが、もちろんのこと言葉は通じない。それでも身振り手振りで意思の疎通はできたということのようだ。

そんなことがあって間もなく、クラスメートの彼から、外人の子の家に遊びに行かないかと誘われた。

友達何人かで連れ立って、小田急線の座間だったか相武台だったかで降り、そこから結構歩いて座間のベースキャンプまで出かけた。

どうやって辿り着けたかまるっきり憶えていないが、ともかくベース内にある米軍住宅の彼の家の前に立った。どれもこれも皆同一規格の平屋だったが、どっしりと大きく構えている。

同じ平屋でも私の家の6畳、4畳半一間の都営住宅とは趣が異なり異国情緒のようなものを強烈に感じたものだ。

家の前（門はなかったと思う。玄関）から皆で「チャ・ア・リィ（だったかピィ・イ・タァだったか忘れたが・笑）」と節をつけて名前を呼ぶが答えがない。

勿論アポなどとっていない・笑

本人、或いは父兄から招かれざる客と思われたかと子供心にも一瞬不安に思ったりしたが、何度呼んでも返事がなく人の気配も感じられないことから、どこかへ出かけているのだろう。仕方ない・・・

と言うことで、結局会えず仕舞いで帰ったきたことが思い出される。

その後、クラスメートは分からないが私は外人の彼とは一度もまみえることはなかった。いま、どうしているんだろうなぁ（笑）









Av 4.0 Tv 1/800 ISO 80


中野サンプラザ。ホワイトバランス、オート設定で撮っているが、このカメラ、オートに2種類あり、アンバーがかったこのオートが好きです。


カメラ　Power Shot S100
ピクチャーコントロール　　オート
ホワイトバランス　　　オート
撮影日　　2015.10.30


にほんブログ村＜画像をクリックすると大きくなります＞
↑クリックしてね