マダムJudyの Happy 気楽なSmile Life!

どんなことも、笑って吹き飛ばせ!強くしなやかに、キラキラ生きるためのエッセンス

恐怖を克服、そして大自然が与えてくれたもの

2005-04-01 | 元気学
恐怖心と戦った昨日のスキーのご報告でございます。

まずはウオーミングアップで何本か滑るとのことで、リフトで上る。
天候、コンディションともに最高。太陽がまぶしい朝だ。
早朝のため、ノートラックで、人がほとんどいない。かなり気持ちがよさそう!
さあ,今日は恐怖心との闘いです!!と,ゲレンデを前に、思ってるや否や、
子供は虫のように猛スピードでいなくなり、その上、
いつも私の後ろから、見守ってくれるように滑ってくれていた優しい妹が、
ものすごいスピードで滑り降りて行ってしまった。
その狂気的な滑りにあぜん,とまどい、ひとり立ちすくむJudyです。
今までずっと、我慢してたんだね、
私の後ろで、悪かったね。ごめんなさいねっ。
もう,この勢いに乗って行かないと,仲間はずれにされそうです。
恐怖を捨て、自分の限界スピードに挑戦しました。
ヒューヒューと風を切りながら、スピードを上げて行きます。
仮面ライダー気分~!!
かなり速い!!(ひとりよがりらしい)
とにかく、そのスピードと体のリズムの適合が、体に無駄な負担を負わさないで済むことを実感する。
恐怖心を抱いて滑っているときは、無理にスピードを落とそうとするので、
エネルギーを何倍も消耗するのだ。無理は無駄を作るということだ。

それから、誰もいないパークでジャンプしたり、ハーフパイプで遊び、朝食後、
いよいよ本日メインの恐怖への挑戦が待っています。
リフトを乗りつぎ、それから板を担いで頂上まで登る。
目の前に現れたのは、向こう側から連なる厳粛なたたずまいを見せる岩山と眼下に広がる壮大な光景。
呆然とし、ただただ感動!!
神は,なんと素晴らしいものをお創りになったのだ!と崇高な気持ち。
これから、この大自然を滑り降りると思うと、畏怖の念が私を襲う。
Joeの友人のプロスキーヤー達に偶然会う。背中に大きなリュックを背負い、
板を担いで更に岩山へと向かって行く。この人たちの挑戦とは何なのだろう。
滑る前にJoeが説明をしてくれるが、ここはBlackcomb Glacier(ブラッコム氷河)
という所で、どうやらこれから氷河の上を滑るらしい。
氷河の上と言っても雪で覆われているので見えないが、今年は,積雪量が少なかったため、30年ぶりに,途中で氷河を見る事ができるとのこと。ワクワクする。

さて、板をはき、いざ目の前にすると、かなりの量の「恐怖心」で胸いっぱい、お腹いっぱい。
滑る前から、この自然のスケールの偉大さに完全に打ち負かされてしまっています。
このかよわい私が、ここを無事滑る事ができるのだろうか。
だって、だって,絶対ここはゲレンデではなく、どう見ても山なんですもの。
足が立ちすくむが、対決の時が来たのだ。
『よーし、行くぞーぉおおお!!』しかし2.3回のターンで、体が止まってしまったのだ。
だめだ,降りれない。こわいよーぉー。
見かねて、Joeが、こんな風にすべればいいよとアドバイスをくれる。ありがとー!!
そして恐怖を知らない子供の無邪気な遊び心を思い出す。
結局は、必ずどんなにスピードがついたって、止まる事ができるのだ。
ただ,未体験なことが怖いだけなのさっ。
私は自分の意思と力でいつでも止まれるさっ。
それを信じよう。それは,イコール自分を信じる事。
そこで,私は、『自分を信じる』という事の究極を見た気がした。
どこまで,自分を信じられるのか。信じてよいのかどうか。不確かな自分ではだめだ。
よし,行けーっ!!
そしてようやく、Judyは、自分を信じて、恐怖を克服したのですっ!!
見て、見て、滑っているよー,怖くなーい、怖くないよーって叫びたくなる感じ。
今、思えば、そんなに怖がる自分を滑稽だとさえ、思えるのだが。
しかも、たぶん、妹やJoeがこれを読んだら大げさな女だと思うかもしれませんが、
本人は至って真剣でしたので、大目に見てやってください。
結論としては、思い詰めていたほど、『恐れ』はたいした事ではなかったのかもしれません。

恐れを捨てたら、心から、『ここに今、ある』自然と私を満喫するスキーができました。

そして,途中、山の斜面に出来た小さな穴へ連れて行かれる。
そこから入って行けば,氷河と対面できるらしい。
しかし、狭所恐怖症でもある私は、早速、再び、恐怖との闘い。
一度入ろうとしたが,またおののき、戻る。
だが、先ほど、恐れない事を学習したJudyさまは、勢いづけて行く事に決意。
からだがやっと通れる穴をはって進んで行きます。
すると、どうでしょう。
うわーっーーー!!
目の前に見たものは、美しい氷河の洞窟。3万年前の氷河らしい。
光が差し込まれた部分は青く輝いているではないか。
何とも言えぬ深々とした冷気に包まれ、いにしえの太古の鼓動を感じる。
深呼吸をして、氷河から溢れるエナジーをからだ全体で思いっきり抱え込む。
そうこうしていると、Joeが、氷河をポールでガンガン削っているではないか。
何してるのよー!!やめてェ―、ひびが入って,崩れたら死ぬよぉー○×○×
また,恐怖でいっぱい。でもほんとにこの恐怖にはシビレル。
だって,いきなり氷河につぶされたら死ぬんですから。
Joeは、氷河の破片をビニールにしまいながら、
「今夜、これをお酒に入れて飲みましょう。」と,言うので、
「うんうん、それならいいよ。」と、思いながらも大急ぎで穴から退出しました。

そして、山を再び下る。途中、雪が溶けて小川が流れていたり,青々とした草が生えていたりと、春の息吹を感じる。
美しい!美しすぎる風景。
この地球上にあるすべてが尊く、そして,ここに生かされている事に心から感謝したい気持ち。

本当に昨日は,恐怖を克服し、美しく素敵なスキーを生まれて初めて体験した気分です。
ありがとう、Joeくん。
昨晩は、氷河で作ってくれたお酒も最高でした。
それから、Joeくんの仲間たち、42歳には見えないと、何度も何度も言ってくれてありがとう。
酔いながらも、お世辞とはわかっていながらも,励みになりましたー。
来年また伺うときは、43ですが、同じ事を言ってもらえるよう,頑張ります。

それから、義理の弟、Joeくん、私の大切な妹をくれぐれも幸せにしてくださいねっ!!
Thank you!



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2 コメント

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Unknown (ココ・から)
2005-04-01 23:18:56
元気そうでなにより。





自然にいっぱい浸ってきてね^^)////
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Unknown (Judy)
2005-04-02 02:03:16
オーロラは見えないけれど、夜空に無数にちりばめられた星がとてもきれいでした。今回は久々に大自然を満喫して、リフレッシュ!コーチの背中を見てすくすくと育っています!!次回のセッション楽しみにしています。
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