苦手だった義母

今日から、約3週間息子とお別れで、さみちいJudyでございます。
本日は、義理の母のところで遊びに行って参りました。実は、わたくし、義理の母が苦手でございます。しかし、一昨年義理の父が亡くなってから、一人で暮らしているので、非常に気丈な母でも、ここのところ体の調子がいまいちよくないらしく、弱気な感じをめずらしく見せているので、おしゃべりに出かけました。二人きりで会うのは久しぶりなので、せっかくなら、心から接してみようと思いました。義母は、お茶の先生でもあるのですが、今月はJudyもお茶会もあるし、お着物で出かけることが多いので、お着物の相談をしてみました。もう、止められません。今日は主人の仕事の手伝いがあったのですが、帰りたくても、ご自慢のお着物をずらっと出してきて、説明が延々と続き、帰れる状態ではございません。途中からあきらめて、とことんつき合ってみることにしました。そうしてみたら、私の中に変化が起きていくのを感じました。
いつも強いお母様も、さすがに寂しいのだな、、という気持ちが伝わってきて、娘のように接しようと思ったら、とても切ない愛おしい気持ちになりました。
私の母は、生きているけれど、痴呆になってしまっているので、昔の母のままではなく、ある意味、母だけれども、違う意味で、違う人物になっています。昔のように、相談したり、一緒にお買い物をしたり出来ないのです。それは、言葉に表せないくらい、寂しいこと。
今日は、義母と色々な話をしながら、何だかほっとしました。母が元気で生きていてくれたら、こうしてほっとする時間をもてたのだなあと思いながら、母に頼りたいことがたくさんあったのだなあと、ふと思いました。苦手な人だと思ったら、避けるのではなく、反対に、濃いコミュニケーションを取ることによって、苦手どころか、共感し合えることが可能であることを、しみじみと感じた一日でした。一生つき合う必要がある人とは、出来るだけ蜜にコミュニケーションを取ることで、摩擦がなくなっていきます。どんなに日々の生活が忙しくとも、大切な人とは、その関係を大事にすることが人間関係の秘訣ですね。