来春5日から松本市美術館で発表する作品MY TIBET ラマ寺院内を描くに寄せてのコメントでしたがチョット浮気記事を投稿していました。
その気がございましたら、3-4日まえをお読みください。
ネパールからヒマラヤを越えてゆく陸路は<決して楽しいコースではない。
楽しいどころか交通手段もままならず、、かなりシンドイ道のりであることは十二分に承知していた。なぜそれまでして陸路でチベットに旅をしたかったか、訳があった。
私は70年代後半から、ヒマラヤの寒村にあるチベット寺院(ラマ・ゴンパ)の壁画などを調査していた。特に古い宗派の壁画に興味があった。
チベットからの難民に行き会うたびに、文化大革命によるゴンパの想像を絶する破壊を聞かされた。
なんとしてもその実情を観たい。できれば、中国政府がひた隠していた少数民族への弾圧の様を世界に暴きたい、と言う野心もあった。
そんな思いは私ばかりでなく、世界各地の人たちが機をうかがっていたのである。
中には国禁を犯してまで忍び込み、世界に報道した者もいた。
あれから30年近い昔になったが、残念ながら、今もって陸路からのチベットへの旅は果たせないでいる。
もしかしたら、今はネパール・ラサ間の定期バスがあるのかもしれないが、私の方が体にガタがきてしまった。
その気がございましたら、3-4日まえをお読みください。
ネパールからヒマラヤを越えてゆく陸路は<決して楽しいコースではない。
楽しいどころか交通手段もままならず、、かなりシンドイ道のりであることは十二分に承知していた。なぜそれまでして陸路でチベットに旅をしたかったか、訳があった。
私は70年代後半から、ヒマラヤの寒村にあるチベット寺院(ラマ・ゴンパ)の壁画などを調査していた。特に古い宗派の壁画に興味があった。
チベットからの難民に行き会うたびに、文化大革命によるゴンパの想像を絶する破壊を聞かされた。
なんとしてもその実情を観たい。できれば、中国政府がひた隠していた少数民族への弾圧の様を世界に暴きたい、と言う野心もあった。
そんな思いは私ばかりでなく、世界各地の人たちが機をうかがっていたのである。
中には国禁を犯してまで忍び込み、世界に報道した者もいた。
あれから30年近い昔になったが、残念ながら、今もって陸路からのチベットへの旅は果たせないでいる。
もしかしたら、今はネパール・ラサ間の定期バスがあるのかもしれないが、私の方が体にガタがきてしまった。