エッセイ集(ネクタイと江戸前)を読んで「アッそおだったのか」と初めて意味を知ったのが、
誰でもが心揺さぶられる名曲 コンドルは飛んでゆく の意味でした。
廣淵升彦さんの「コンドルと車輪の物語」 をかいつまんで紹介します。
インカ帝国は1532年にスペイン人・フランシスコ・ザビエルが率いる200名ほどの者たちにあっけなく降伏をしてしまった。
その一番の要因は、馬と大砲だったという。
しかし、インカには圧倒的に人員があり、大砲があったとしてもゲリラ戦術で負けないはずなのに、と私は不思議におもっていました。
ところが、太陽崇拝のインカの宗教は、太陽のように円形のものは恐れ多くて、生活用具や武器も無かった。つまり運搬具としての車輪しかり。円形になる弓すら武器としてなかったという。
そして、「白い男たちが船に乗ってやってきてインカを滅ぼす」という先帝の夢の言い伝えもあった。
それから400年以上、インディオと呼ばれる子孫は地を這うような苦難と惨めな生活がつづいている今日です。
今なお苦しいインディオの人たちが信じている予言がある。
「神であるコンドルは死んだが、いつしか蘇る。そして自由に大空を飛ぶようになる。
その日インカは蘇る」この悲しみと希望が入り混じった民謡が「コンドルは飛んでゆく」で、1960年ポール・サイモンが世界的なヒットになった。
この曲を知らない人はまずいないことでしょう。
しかし、特に意味まで心が及びませんでしたが、なにか悲しみをたたえたメロディーが焼きついている。
私は10年ほど前にホンジュラスにいったおり、公園で地元のグループが演奏をしていた。
レコードで聞いていたものとは違っていて、哀調ばかりではなく明るく、さすが本場は違う、と思った。
長くなりましたので、歌詞の訳
(惨めに這い回る)カタツムリよりは(自由に空を飛ぶ)スズメになりたい。
(いつも頭を叩かれる)釘よりは金づちになりたい
虐げられた苦しく悲壮な叫びの歌だったのです。
誰でもが心揺さぶられる名曲 コンドルは飛んでゆく の意味でした。
廣淵升彦さんの「コンドルと車輪の物語」 をかいつまんで紹介します。
インカ帝国は1532年にスペイン人・フランシスコ・ザビエルが率いる200名ほどの者たちにあっけなく降伏をしてしまった。
その一番の要因は、馬と大砲だったという。
しかし、インカには圧倒的に人員があり、大砲があったとしてもゲリラ戦術で負けないはずなのに、と私は不思議におもっていました。
ところが、太陽崇拝のインカの宗教は、太陽のように円形のものは恐れ多くて、生活用具や武器も無かった。つまり運搬具としての車輪しかり。円形になる弓すら武器としてなかったという。
そして、「白い男たちが船に乗ってやってきてインカを滅ぼす」という先帝の夢の言い伝えもあった。
それから400年以上、インディオと呼ばれる子孫は地を這うような苦難と惨めな生活がつづいている今日です。
今なお苦しいインディオの人たちが信じている予言がある。
「神であるコンドルは死んだが、いつしか蘇る。そして自由に大空を飛ぶようになる。
その日インカは蘇る」この悲しみと希望が入り混じった民謡が「コンドルは飛んでゆく」で、1960年ポール・サイモンが世界的なヒットになった。
この曲を知らない人はまずいないことでしょう。
しかし、特に意味まで心が及びませんでしたが、なにか悲しみをたたえたメロディーが焼きついている。
私は10年ほど前にホンジュラスにいったおり、公園で地元のグループが演奏をしていた。
レコードで聞いていたものとは違っていて、哀調ばかりではなく明るく、さすが本場は違う、と思った。
長くなりましたので、歌詞の訳
(惨めに這い回る)カタツムリよりは(自由に空を飛ぶ)スズメになりたい。
(いつも頭を叩かれる)釘よりは金づちになりたい
虐げられた苦しく悲壮な叫びの歌だったのです。