今年 我が家の桜の開花は平年並みであったが、それからの天候が寒暖激しかった。
日記を見るとこどもの日ころまで花見酒を楽しんでいた。
ぼやけた記憶の中ではあるが、これほど長く花を楽しめたことはなかった。
柔らかな風を受けるたびに、ダイナミックな花吹雪にわーーーと歓喜し、舞い踊る光景が脳裏に焼きつく。
薫風に酔いしれているうちに、この風を表現できないものかと小波を描くことを思い立つ。
「花いかだ--朝」91-162cmは、まだ直射日光を受けていない時間帯を設定。
微風にひたひたと寄せる小波だ。
写真を参考にせざるを得なかったが、柔らかな光の朝をどのような画材で制作するかが大問題だ。
わかりやすくいえば、墨画的・水彩・日本画材そして油彩などがある。
制作意図としては墨彩画をベースに、私があみ出した技法で、仕上げは油彩にもっていく。
水彩仕上げでもいいのであるが、水面のヌラリとした粘性が表しにくい。
そのほかいろいろな違いは写真ではわからないのです。(だから本物を見なくては・・)
描き進めているうちに、波紋だけではどうもまとまりきれずに「花いかだ」を入れることがひらめいた。
小波に別なアクセントがうまれた。
ソレまでは風を表す手段として小波をモチーフにしたのだ。
写真をよくよく見ると、まったく気がつかずにいたが小枝が写っており、その葉っぱの緑がなんとも美しい。
早速 小枝を切って画面に添えてみると、写真のように波模様に溶け込んだように見える。
その時は思わずうれしさで「やったーー」と。
その写真を撮り、見比べるとサンプル写真と変わりがない。
それからが腕のみせどころだと、可能なかぎり写実に徹底した。
とまーーそんなわけで「できたーー」となりましたが、夕方の散歩で田植え前の田んぼのきらめきにピーーンときた。
日記を見るとこどもの日ころまで花見酒を楽しんでいた。
ぼやけた記憶の中ではあるが、これほど長く花を楽しめたことはなかった。
柔らかな風を受けるたびに、ダイナミックな花吹雪にわーーーと歓喜し、舞い踊る光景が脳裏に焼きつく。
薫風に酔いしれているうちに、この風を表現できないものかと小波を描くことを思い立つ。
「花いかだ--朝」91-162cmは、まだ直射日光を受けていない時間帯を設定。
微風にひたひたと寄せる小波だ。
写真を参考にせざるを得なかったが、柔らかな光の朝をどのような画材で制作するかが大問題だ。
わかりやすくいえば、墨画的・水彩・日本画材そして油彩などがある。
制作意図としては墨彩画をベースに、私があみ出した技法で、仕上げは油彩にもっていく。
水彩仕上げでもいいのであるが、水面のヌラリとした粘性が表しにくい。
そのほかいろいろな違いは写真ではわからないのです。(だから本物を見なくては・・)
描き進めているうちに、波紋だけではどうもまとまりきれずに「花いかだ」を入れることがひらめいた。
小波に別なアクセントがうまれた。
ソレまでは風を表す手段として小波をモチーフにしたのだ。
写真をよくよく見ると、まったく気がつかずにいたが小枝が写っており、その葉っぱの緑がなんとも美しい。
早速 小枝を切って画面に添えてみると、写真のように波模様に溶け込んだように見える。
その時は思わずうれしさで「やったーー」と。
その写真を撮り、見比べるとサンプル写真と変わりがない。
それからが腕のみせどころだと、可能なかぎり写実に徹底した。
とまーーそんなわけで「できたーー」となりましたが、夕方の散歩で田植え前の田んぼのきらめきにピーーンときた。