今朝は霜が降りましたが、さほど寒気は感ぜず、散歩コースにお日様が照らしてくれる9時半ころにトボトボと。
ハナが神経質に吠える。
見知らぬ老夫婦に出会い、ご挨拶をすれば町のほうから車できたとか。
街中の散歩では楽しくないので、暖かな日は遠出をしているのだという。
さて、この鍔をオークションで見つけたときはドキッ!!としました。
決してオーバではなくこれは多少無理をしてでも落札をしなくては、と思ったほどだった。
それは写真を見た瞬間 月・太陽・精霊 と題し、今なお続いている私の普遍テーマがひらめいたのです。
30歳代からインド・ネパールなどの辺境地を訪ね歩く旅をしている中から生まれた創作テーマで、
私の創作の骨子となっていったものです。
天空の働きや生命の源などを、自然のスケッチを通し、具象・抽象と様々な表現をしてきました。
この鍔のデザインに集約されている、正直ヤラレタ!!と感じたのです。
しかも、直径8センチ以下の中で壮大な宇宙空間を表しているのに驚嘆しました。
ネット写真で満足できなくなってしまったのです。
現物を見てさらに驚いたのは、太陽の輝きを細い線刻(毛彫り)でゆらめくようにあらわしています。
江戸時代以前の太陽の輝きは宗教的な意味合いもあり、ほとんどが直線表現です。
残念ながら写真ではわかりにくいのですが、
太陽が炎のようなゆらめきがあることを知るのは、近代に入ってからのことではないでしょうか。
上下に太陽が彫られ、清れつに輝く満月と闇に消えた新月が表されています。
天空の営みを見事な写実的表現で、抽象世界まで高めているといえないでしょうか。
だだ脱帽。私には逸品かと思います。
ハナが神経質に吠える。
見知らぬ老夫婦に出会い、ご挨拶をすれば町のほうから車できたとか。
街中の散歩では楽しくないので、暖かな日は遠出をしているのだという。
さて、この鍔をオークションで見つけたときはドキッ!!としました。
決してオーバではなくこれは多少無理をしてでも落札をしなくては、と思ったほどだった。
それは写真を見た瞬間 月・太陽・精霊 と題し、今なお続いている私の普遍テーマがひらめいたのです。
30歳代からインド・ネパールなどの辺境地を訪ね歩く旅をしている中から生まれた創作テーマで、
私の創作の骨子となっていったものです。
天空の働きや生命の源などを、自然のスケッチを通し、具象・抽象と様々な表現をしてきました。
この鍔のデザインに集約されている、正直ヤラレタ!!と感じたのです。
しかも、直径8センチ以下の中で壮大な宇宙空間を表しているのに驚嘆しました。
ネット写真で満足できなくなってしまったのです。
現物を見てさらに驚いたのは、太陽の輝きを細い線刻(毛彫り)でゆらめくようにあらわしています。
江戸時代以前の太陽の輝きは宗教的な意味合いもあり、ほとんどが直線表現です。
残念ながら写真ではわかりにくいのですが、
太陽が炎のようなゆらめきがあることを知るのは、近代に入ってからのことではないでしょうか。
上下に太陽が彫られ、清れつに輝く満月と闇に消えた新月が表されています。
天空の営みを見事な写実的表現で、抽象世界まで高めているといえないでしょうか。
だだ脱帽。私には逸品かと思います。