棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

つゆ草

2008-09-05 08:13:26 | 山郷の暮し
宮沢賢治の文学は、自然描写を草花の色にたとえたものが多いですね。
私の好きなたとえ方に、「ききょう色した空」があります。
真夏の紺色ともつかない 深い青い空にぴったりな表現だと思います。
ところが、その草花が判らなくなってきています。

なんとなくつゆ草色の空と、先日に書きましたが、どこにでも在るこの雑草を 知らない方が増えました。
むかしは、この花の青汁をとって、友禅染などの下図につかったと聞きました。
水に溶けやすく、他の染料に影響がないのでしょう。
まだ実験をしたことがありませんが、それにしても、こんな小さな花の汁となると、其の量たるや
いまわ栽培用のをつかっているようです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿