村人も、祠の火事と村の安泰、との因果関係に気が付いたのです。
「厄病神が村に入ってくるのを、
福の神様が、火をつけて守っているかもしれねーじ」
「オラもそお思うジ。なんたって、
祠が燃えた年にゃー豊作だもんねー」
「そんなら、毎年祠を新しくしたらどーズラ」
「そりゃーいい考えだ。
どーズラ。おらの村じゃー松飾をしねー地区もあるから、
その代わりにほこら焚きを、道祖神祭りにやったらドーズラ」
人はあまり落ち込んでしまうと、
逆に神頼みはしなくなってしまうものです。
少し良くなりますと欲ができまして、急に「神様・神様」となります。
村の衆も「ほこら」を毎年作り、きちんとお守りすれば、
福の神が住んでくれると願うのも、自然なことでしょう。
「厄病神が村に入ってくるのを、
福の神様が、火をつけて守っているかもしれねーじ」
「オラもそお思うジ。なんたって、
祠が燃えた年にゃー豊作だもんねー」
「そんなら、毎年祠を新しくしたらどーズラ」
「そりゃーいい考えだ。
どーズラ。おらの村じゃー松飾をしねー地区もあるから、
その代わりにほこら焚きを、道祖神祭りにやったらドーズラ」
人はあまり落ち込んでしまうと、
逆に神頼みはしなくなってしまうものです。
少し良くなりますと欲ができまして、急に「神様・神様」となります。
村の衆も「ほこら」を毎年作り、きちんとお守りすれば、
福の神が住んでくれると願うのも、自然なことでしょう。
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