棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

春爛漫の谷

2008-04-22 12:10:37 | 山郷の暮し

雲一点とないスカッ!とした朝。
我が家の桜が一声に「おはよー」と叫ぶように、勢ぞろい。
気温はポカポカと上がり「百彩の谷」を囲っていた、丘のような山も、茶色から、淡い緑色へと変わってきました。
鶯が鳴き、耕運機の音が心地よく響き、谷は光と色と音に溢れています。

時がたつにしたがい、鮮明な光は春独特の、明るいのだがベールを通したような、けだるい柔らかな光と変わってきました。
桜は今が盛りと、正に絶好調の様子です。
「めじろ」だと思いますが、雀よりふた周りほど小さな小鳥が群れなして、蜜を吸いに来ています。

観ているだけで、晴れ晴れとした気分にさせてくれますが、今描いている桜は、このような桜ではないのです。
大声で歌い上げなくとも、エネルギーはたっぷりと内在いている。
そおです、人で行ったら還暦を過ぎたあたりでしょうか。
内から発する輝きを表したいのです。

製作の合間の気分転換に・・


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