韓国ドラマ サムセン 漢方医の夢

韓国ドラマ　サムセン　漢方医の夢今、ＫＢＳで放送されているドラマ　
1970年代を背景にした漢方医の話

男にだらしない母親の不倫の子として生まれた女の子サムシク（サムセン）
不倫の相手ギジンに（あんたの子供だから育てろ！）と生まれたばかりのサムシクを
ギジンのもとにおいて帰る薄情な女マンネ
ギジンはマンネが結婚しているとは知らず一夜を共にしたのだった。

ギジンの勤める漢方院の院長にもサムシクと同じぐらいの病弱な子供グモクがいた。
ギジンはサムシクを自分の子供とは明かさず　動乱のなかギジンの子供とグモクを連れ疎開していた。
戦争も終わった数年後ギジンは二人を連れ漢方院のもとに帰った。

漢方医の院長にはサムシクをグモクとして　グモクをサムシクとしてマンネのもとに連れて行った。
つまりギジンは自分の娘と院長の娘を入れ替えたのだ。サムシク４歳

マンネは自分の子供でありながら愛情をかけるどころか満足に食事すら与えず　餓死寸前にまでに至った。
空腹に耐えかねたサムシクは義父が取ってきた５００年物の山参を食べてしまった。
（これを売れば一生食べていけるといわれるぐらい貴重なものだった。）

これを食べてしまったことでサムシク(参食)と呼ばれるようになったが
義父の怒り落胆は大きく　益々サムシクにつらくあたり居場所はなくなってしまった。
それでも　山で薬草や山菜を採って　家族の食事を作り　一所懸命に尽くした。

そして知り合いの紹介で幼いながら家政婦として奉公に出ることになった。
それは　なお母に見捨てられ　こき使われるサムシクを見かねた
表面は許せない態度の義父の思いやりだった。サムシク１２歳

だが　奉公先にはすでに他の人が決まっていて、途方にくれたサムシクは漢方院の前で息だおれてしまった。
それを見つけたギジンは自分が入れ替えたサムシク（グモク）とは知らず
院長に助けを求め、奉公できることになった。

院長の娘として　グモク（サムシク）はわがままで何不自由のない生活を送っていた。　
サムシクとグモクは幼少のころ一緒に過ごしたといえ覚えているはずもなく　
お嬢様と使用人として暮らし始めた。

サムシクは院長に名前は？と聞かれ　思わずサムセン（参生）と答えた。
そして漢方薬に興味を覚えるサムセンに院長は学校に行かせてやる
と、約束する。ところがある事件をきっかけにギジンはマンネのところに
置いてきた女の子がサムセンだと気がついた。