昨日、相良村の矢上村長が川辺川ダム建設反対を表明した。ダムの目的である治水対策は河川改修や宅地のかさ上げで対応できることや村民の声を踏まえた上での判断ということである。これ以上ダム問題で住民が混乱しないようにと意思を明確にされたわけで、首長として、まさに英断だと思う。
この矢上村長の発言に対し、国交省は「なんでこんな発言をされたか分からない」というコメントをされているが、わからないのは国交省のほうである。根拠が明確でない過大な流量を言い張り、ダム以外には治水対策ができないと、あくまでもダム建設に固執している。
県ももう意思表示をすべき時期にきていると思う。中立の立場でこのまま国交省が敷いたレールの上を走っていても流域自治体の溝は深まるばかりだ。住民の混乱をおさめる責任は県にもあるのではないか。
この矢上村長の発言に対し、国交省は「なんでこんな発言をされたか分からない」というコメントをされているが、わからないのは国交省のほうである。根拠が明確でない過大な流量を言い張り、ダム以外には治水対策ができないと、あくまでもダム建設に固執している。
県ももう意思表示をすべき時期にきていると思う。中立の立場でこのまま国交省が敷いたレールの上を走っていても流域自治体の溝は深まるばかりだ。住民の混乱をおさめる責任は県にもあるのではないか。