終戦の日の

今日は、米軍基地問題の勉強会に参加。沖縄タイムスの論説委員の屋良朝博氏が講演された。

普天間基地移設問題で政府が言っている抑止力、地理的優位性という理由は成り立たっていない、と力説された。

普天間基地にはヘリ27機が配備されているがこの27機では700人の輸送しかできず、これでは抑止力とは言えないし、700人以上の輸送は船となるが、沖縄沿岸は珊瑚礁で船を寄港しておけず、佐世保から人員輸送用の船をよばなければならないので、地理的優位性があるとも言えない。とのこと。

以上のように、政府がいう抑止力や地理的優位性という理由から沖縄というのは成り立たず、政治判断で沖縄に基地を作らないことはできる。ということだった。それには日本は国防をどうするか、課題がでてくるだろうけど…。

そんな話を聞いた後、正午に約310万人の戦没者に対し黙祷をした。戦争によるたくさんの痛ましい犠牲者の存在があり、現在の私たちの平和な生活が成り立っていることを忘れてはならないし、二度と戦争を起こしてはならない。。