連休中に熊本県原爆被害者の会の会長の長曽我部久さんが執筆された本を読んだ。原爆投下までの背景や被爆体験、原爆症認定の現状などを詳しく書いてある。意外なのは脱原発についてで、原発即時停止を求めていらっしゃるのかと思いきや、現実的対応策を提言されている。
原発は日本だけが止めても中国や韓国などの近隣国をはじめ世界全体で止めないといけない。そこに向けて新・増設を抑制する世界基準を定める必要がある。日本は何年までに止めるという目標年度を決めることは現実的ではなく耐用年数がきたら廃炉すれば良い。と、原爆と70年近くかかわってきた人間として実現困難でCO2発生問題をかかえる即時停止論で人々を惑わしたくないので、現実的対応策を提言する義務を感じ、この本を執筆された、とのこと。共感する部分、多し。
原発は日本だけが止めても中国や韓国などの近隣国をはじめ世界全体で止めないといけない。そこに向けて新・増設を抑制する世界基準を定める必要がある。日本は何年までに止めるという目標年度を決めることは現実的ではなく耐用年数がきたら廃炉すれば良い。と、原爆と70年近くかかわってきた人間として実現困難でCO2発生問題をかかえる即時停止論で人々を惑わしたくないので、現実的対応策を提言する義務を感じ、この本を執筆された、とのこと。共感する部分、多し。