RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

耳の話に耳傾ける天中殺

2007-06-21 22:56:22 | こんなんどう?

(アジサイはやっぱりこの色~露草色)


「私の耳は貝の殻
海の響きをなつかしむ」
といったのはジャン・コクトー
日本に来たジャン・コクトーは
歌舞伎や能を見たので、彼の映画作品
「美女と野獣」の中に
能の振りを取り入れたという

「私の耳はロバの耳」と歌ったのは
西岡たかし
昔、るるのうちにもあった
「五つの赤い風船」ってグループのレコード
(なつかし~がな)
でもその中にはロバの耳はなかった
ロバは「遠い世界に」旅に出てしまったか?
そのレコードの中に
西岡たかしの作詞作曲じゃない歌があって
たしか、中川イサトってギターの人の歌で
「一滴の水」ってやつが
いまだに時々、頭の中に浮かんできて
なんか変じゃが、しかたない

「今~
わたしの~ 歩いているところ~
焼け付くような大地~
おまえにわかるだろうか~
わたしは~ 水が欲しい~
一滴で~ いい~から~

云うような歌詞だったと思う
この歌を口ずさむ日は暑い

「王様の耳はロバの耳」って、劇団四季の芝居は
イソップ童話だか?を下敷きに書いた
若き日の寺山修二作品らしい
誰か国民の声を聞かずに、強行採決ばっかりしている
日本の総理大臣をモデルに
新作「総理の耳はロバの耳」
を書いてくれぬか、と思った日

耳の形のサンプルを集める仕事の人が
テレビに出ていた、イヤホンのデザインの為
耳型造りを見ていて思った
耳って人間のパーツの中で
一番宇宙に近い気がする
耳の形の星とかが
宇宙空間に沢山浮かんでいるのを
想像するとかなりシュ~ル

それで
私の耳は何の耳か?と
考えてみたりする
難聴気味の愛すべき耳
時々
人の話がジグソーパズルに聞こえる耳
ぶんぶんぶんぶんぶんぶ~nnぶん

蚊の羽音が夜中に聞こえると
蚊取り線香のけむりを吸い込んで
耳から出せないものかと思うが
無理な役立たずの耳
ふ~ん
私の耳は金魚すくいの紙わっか
破れぬように水をきる
逃げる金魚を追いかける

なにいってんだか

我が家は天中殺に入ってます
天中殺ってなんか古い響きやなあ

だって
自転車男の自転車が盗まれた
娘が友達の家まで乗って行き、
家の前に止めていて盗られたという
鍵はかけていたらしい
かんべんしてよ、盗らんでよ~
娘の自転車に続いて我が家のマイカー2台が盗まれ、
るるの一台だけになってしまった
我が家では自転車は車と同等の価値があるので
まことに心底、へこむのでした
仕事にも使うし困るのよ
自転車泥棒は本当に捕まえたら
絶対懲役にして欲しい

お願いだからマイバイシクルを帰してくれ~。

『明日学校から帰ったら交番へ行って盗難届出してきなさい!』

娘に言ったが、出かけた娘が戻ってきたので
『交番に行ったの?』
と聞くと
『あっ忘れた!』
である
何処へ行ってたんや、髪切りに行ったときた
ホントにホントにホントに
役にたたないのである
晩ご飯のクリームシチューを食べつつ
娘は
『髪ばり軽くなったよ、髪が多いですねって言われたよ、
ホントに髪が重いとよ~おかあも多いよね』
と、のんき顔
こっちは毎日必死なのよ
毎日天中殺で胃が痛いのよ

『でも髪の毛が重いて、あんたおおげさな、
引っ越しバイトで荷物も軽々持つんでしょ』
『それとこれとは違うよ~』

『髪の毛重いぶん・・・脳みそ軽いからいいやん
『う・・・・・・。』

我が家の夕ご飯の会話でした
『明日は交番にいきなよ!』
ホントにホントにホントに

自転車戻ってこ~い