RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

「夜明けに笑うあの花」に見えたのは窓の下の雪花

2010-01-14 01:48:54 | ふ~ん

寝室からの雪~庭屋一如・・・いや「隣庭屋一如」的景観?~


なんや白いモンが降ったね
ちょっとだけ
隣のやぶ庭に積もらはった
さぶいね
さぶいけんど
なんや白いモンは
こころがいっとうすっとすんねん
冷たいけど
さわらんかったら
ぬくいんや



ジャカランタに雪~南国的冬景色?~


彼女はピアノの前に、小さな、古風なグランドピアノの前にすわって、低い音で伴奏を拾い集めた。そして彼女は老人を見つめ、それから自分の前を見下ろして、軽やかな、澄んだ乙女の声で、清らかに、正確に、「早朝に笑い、夕方までしか生きない花の歌」を歌った。


夜明けに笑うあの花は
それから太陽に殺されて
はや日暮れには墓に入る


そして人生もひとつの花
朝焼けの中に滅びをもち
ただ一日で春を失う


(ヘルマン・ヘッセ作「庭仕事の愉しみ」草思社収録
         小説「夢の家」より~岡田朝雄訳~)



光さす雪の庭~白い花が笑ったようなヘッセ的アリア感アリア?~


これは
ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルの
アリアとカンタータの曲らしい
クウェル・フィオーレ、ケ・リーデ(Quel fiore,che ride)
「夜明けに笑うあの花」
という
なんか
このフレーズが雪の景色に
ぴったりはまった気がして
惹かれて拾ってみた

ヘッセは気難しい人のイメージがある
「デーミアン」
もう一回読んでみようかな
晩年かなりの庭師だったみたい




窓より出でて窓より帰る今日の雪花

おやすみん


最新の画像もっと見る

コメントを投稿