年末に上京する時は、おせち料理や雑煮用の宮崎ならでは食材をガラガラに詰めるだけ詰めて向かうのですが、今回だけは、雑煮用の「おやし」(芽の長い豆もやし)を忘れてしまいました。
東京は食材の宝庫、最近は食材も全国区と安心していたのかもしれません。買い物に出かけると、本当に何でも揃うのですが、「おやし」だけは見つかりませんでした。
宮崎の雑煮は、「まめに働けるように」「長生きできるように」と大きな芽になぞらえた縁起物の「おやし」が入っているのが特徴です。
年末になると、1束300円前後で店頭に並びます。その「おやし」を東京のマンションの近所のスーパー数件を巡り、真剣に方々探しましたが見つかりませんでした。
日本橋のデパートの大歳の市まででかけましたが、とうとうめぐり合うことはできませんでした。
家のお雑煮は、基本のだしに干ししいたけのだしを足した、白味噌仕立てのあっさりしたものですが、 今年は「おやし」なしの、丸餅に、初日の出になぞらえた金時人参、大根、三つ葉だけのますますあっさりとしたものとなりました。
今日、宮崎のスーパーでようやく見つけました。今年もマメに働き、長生きします。(^^;)