一年で一番過ごしやすい五月、新緑のお茶会に行ってきました。
床の間には、山花咲鳥語(さんかわらいやちょうかたる)の御軸がかかっていました。
草花が咲きだす様子を「わらい」と音読させ、鳥たちのさえずる声を「語る」と表現し、生命の素晴らしさを感じましょうといった内容だそうです。
[さんかわらいやちょうかたる]山の花々は咲き誇り、野鳥がさえずっている。
大自然の無心な営みに、心豊かに暮らすヒントが隠されています。
白くて大きい泰山木の花に圧倒されながら、その説明を聞き、薄紫色の菖蒲の主菓子、美味しい薄茶をいただきました。
爽やかな風が流れるなか、お干菓子と二服目のお茶をいただき、幸せな静かな時を過ごすことができました。
「お茶銘は、吉祥です」
「お詰めは小山園です」
美しい八つ橋蒔絵の平棗を拝見して、席を後にしました。
同席した夫も茶道具に多少興味があるので、5月の茶席のしつらえに感心している様子でした。
ここで、聞きかじりの暮らしとお茶のよい関係を5つほど・・・
朝の一服は、心をさわやかに
食後の一服は、食べ物を安全に
休憩の一服は、元気を取りもどし
夕の一服は、癒しと安心
もてなしの一服は、親睦を厚くす
今日は、親睦を厚くした一日でした。 !(^^)!
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コメント、読ませていただいています。
今日も皆さまに、いいことありまように・・・。