今回はオオグンカンドリです。英名Great Frigatebirdでハワイ名'IWA(イヴァ)
と読みます。
<ワイキキ上空を2羽で飛んでいたオオグンカンドリです。遠すぎて絵になりませんわ...>
全身が黒く、尾はツバメのような切れ込みがあります。雄はのどに赤い皮膚の裸
出があり、繁殖期にはそれを風船のように膨らませて雌に求愛行動をとるのこと
です。
オアフ島で私が見たのは1羽の雌(?)で、のどから胸にかけて白色でした。翼を広
げると2mをこえる巨大な海鳥で、上昇気流を受け、羽ばたかずにゆうゆうと空を舞
っている姿は大迫力。まさに空を飛ぶ「軍艦」(フリゲート)ですね。
分布域は広く世界の熱帯、亜熱帯地域で、主に太平洋とインド洋に分布していて、
日本では、主に南西諸島に迷い鳥として渡来することが多いようです。
<「どうや、うまく撮れたか?」といいたげなオオグンカンドリです。私の上空15m位を
通過していきました>
ちなみにハワイ語名の「'IWA」とは「泥棒」という意味です。ミズナギドリやカツオドリ
などを追い掛け回し、エサを吐き出させて強奪するという習性があり、まさにその名
のとおり泥棒です。
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