本年1月9日午前0時11分三代目桂春團治師匠が病気加療中のところ薬石
効なく永眠されました。ここに謹んでお悔やみ申し上げます。
私と春團治師匠とのおつきあいは今を遡る十余年前に始まりました。友人の
紹介で3代目春團治師匠を囲む会に入会させていただきました。会の行事に
気さくに参加していただいた師匠のお姿が今でも目に浮かびます。師匠に
色紙を願いした時も気さくに引き受けていただき、天に向かってのびる竹の絵
と私と家内の名前を書いていただきました。今でもその色紙は我が家のリビン
グに飾られています。
<2013年になくなられた桂春駒さん。職場の行事では大変お世話になりました>
2年前には直弟子の桂春駒さんが逝去され、直弟子に先立たれた師匠には
ご心痛もおありだったと思います。4代目春團治の襲名を待たずに逝かれた
ことは非常に残念ですが、今後春團治一門の方々には精進していただき、
上方落語の興隆に尽力していただきたいと思います。
<春團治師匠のお別れ会ご挨拶の表紙より>
師匠お疲れ様でした。今頃は天国で、桂米朝、桂文枝、笑福亭松鶴さんたちと
落語会で盛り上がっておられるかもしれませんね。ゆっくりお休み下さい。