「八転び七起き」の人生

「七転び八起き」の間違いではなく、現在八回目の転倒から起き上がろうともがいている男の「人生の回顧録」です。

物理でも、摩訶不思議な点が・・・・

2011-02-11 | 日記
「100点満点の試験で120点」など信じる人はいないだろうが、ごれが現実の話なのである。

私が高校を中退する少し前のことなのだが、「20点×5問=100点」の試験で、常識的?な採点の仕方をすると「80点」にしかならないのだが、物理担当の先生は「或る事を高く評価する」と言う事で、前代未聞の「100点満点の試験で120点」と言う事になったのである。

この話は物理の先生が学校中に広めてしまい、上級生が「120点取ったやつこのクラスにいると聞いたのだが」と、私のいる教室にやって来たものである。

生物で満点を取ったときも同じことで、この二つの事件により、私に名前は一躍有名になってしまうのである。

最近は変わってしまったかも知れないが、このころの早稲田中学(高校)では他とかなり違っていたのだが、このことを考えると、私が早稲田を選んだのは「必然的」だったのだろう。

このときの試験は、5問のうち3問は簡単に解けたのだが、残りの2問は「公式」を思い出せず、「このまま提出しようか」とも思ったのであるが・・・・。

このころの試験は、試験の時間の半分が経過すると、問題が解けていなくても「自分の責任で答案を提出して教室を出ても良い」と言うルールがあったのである。

3問は20分足らずで解けたので、後は時間が経つのを待っていたのだが、そのうち「フッ!」とある事に気がつくのである。

これなら後の2問も解けそうだと思い、急遽問題に取り組んだのだが・・・・。

1問を解いて2問目に取り掛かったのだが、さすがに時間が足りなくなり、2問目は半分ほどしか解けなかったのである。

しかし、物理の先生はこの部分に注目し、「公式を使わずに良く解いた」とほめてくれたのである。

暗記が苦手な私であるが、このように応用を利かせるのは得意な分野なのである。

中2のときは、幾何の授業中に突然あることを思いつき、先生の目を盗んで「新しい形の船の図面」を書いたことがあるのだが・・・・。

先生の目を盗んだつもりが、図面を書くことに夢中になり、気がつくと目の前に先生がいたのであるが・・・・。

幾何の先生から担任に報告され、担任に呼び出されたのだが・・・・。

担任は「物理の先生」で、特別怒られるようなこともなく、逆に、船の図面の意味を聞かれるのである。

私が考えたアイデアは、数ヵ月後にある会社が特許を取ったものとほぼ同じで、そのアイデアを発展させたものが最近一部の船に使われているのである。

生物で満点を取り、物理では120点を取ったことからもわかるように、私の成績は「ビリか一番か」と言うほど極端で、これは今でも変わらないのである。

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