先月半ばくらいから新たな敵軍が現れ、何かと苦労しています。新たな敵は ”熱” です。微熱程度なら良いのですが、時に高熱がでます。これまで38度8分が一回、38度5分が二回でて、38度前後はホドホドの頻度で出ていました。昔から熱には強い方だったのですが、加齢のせい、というのは悔しいのですが、随分熱に対する対抗力がなくなりました。38度を超えるとまったく体が動きません。そんな状況がしばらく続いていたのですが、高熱は出ても数時間それこそ何もせず、冷えピタをおでこ貼って、こまめな水分補給をしてじっと横になっているとなぜか何事もなかったように熱が下がります。その後もしばらくは平熱が続き通常運転的体調不良に戻ります。
しかし何時までもこの状態を放置しておくのも「まずいかな」と思い、先週38度がでたときに近所の内科医の先生に往診してもらいました。最初は「何とかこちらに来られませんか」という事でしたが、これまでの経緯を話し、「今は体がまったく動かないです。」と伝えたところ「分かりました。では今すぐは無理ですが、今日中にお伺いしましょう。」と快く受けて下さいました。感謝、感謝です。
往診なんて私の記憶だと小学校2年生くらい以来だと思います。もう50年以上前の出来事です。
で、電話をして約1時間くらいで来て下さいました。今の検査キットというのは随分進化しているようで、コロナ・インフルエンザ・その他有名どころのウイルス・細菌は往診先で検査できるようです。左右の鼻から検査棒?を相当奥まで押し込まれ、かなり「ウ~、痛て~~」と心の中で叫びましたが、まア、一瞬と言えば一瞬の出来事です。男ならそのくらい我慢せよ、という話です。それに結果としても熱の原因はウイルス・細菌ではなさそうなので一安心しました。
検査の後、触診がありましたが、そちらの結果も以前病院で診てもらった時と比べて特に変化はなく特別に重篤という状態ではない、とのことで、加えて一安心しました。
結局のところ、熱の原因は不明で、かつ解熱剤も飲まず安静にしているだけで数時間で平熱かちょっとだけ高めの体温にもどるので、取り敢えずしばらく様子をみてみましょう、という話で、37度5分を超えて何か苦しさがあれば飲んで下さい、ということで解熱剤を処方してもらい、無事往診が終わりました。
自分では気づかなかった心の不安が解消されたのか、不思議に往診の後は処方してもらった解熱剤を一度も使う必要がありませんでした。たまに微熱程度(37度前後)はでても、ゆっくり横になっていると直ぐに平熱になるという感じです。
やはり根本のところが無駄にシブトイ男のようです。(笑)
インフルエンザが随分流行っているようです。皆様、ご自愛ください。