吉田口の上り登山道には七合目をこえると何カ所かちょっと傾斜のきつい岩場があります。
↓
途中で一息つけるところもなかなかなく、後ろから登山者が来ていると迷惑をかけるのでついつい無理してオーバーペースになります。それが又後でこたえます。持病(高山病)持ちには鬼門のひとつです。
吉田口の上り登山道には七合目をこえると何カ所かちょっと傾斜のきつい岩場があります。
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途中で一息つけるところもなかなかなく、後ろから登山者が来ていると迷惑をかけるのでついつい無理してオーバーペースになります。それが又後でこたえます。持病(高山病)持ちには鬼門のひとつです。
富士山に袋物のお菓子とかを持って行くと、こんな感じ ↓ でパンパンに膨れます。
お菓子の袋が膨らむだけならいいのですが、
http://www.ebayama.jp/merumaga/20050901.html
↓
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富士山頂3776mでは、気圧は 630hPa位になります。登山も3000m(700hPa) を超えると、空気が薄くなり、山の気圧に慣れるまで、思考力や運動能力が低下します(登山事故が発生しやすくなります。
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ということなので気をつけないといけません。
富士登山をしていると毎回必ず何回かこんな ↓ 構図と遭遇します。
左の男性、背中だけじゃなく前にもリュックを抱えて歩いています。そうです、彼女の荷物も持って登っているのです。高山病でいつもフラフラ状態で登っている私からみると「男の中の男」ということになります。
また数年前のことです。これは下りでのことですが、ある男性が上の男性のように前後にリュック+その上にさらに子供用リュックを2つ引っかけて歩いているのを見たことがあります。そうです、奥さんと子供二人の荷物を全部もって歩いているのです。はしゃぎながら歩いている奥さんと子供の後ろを見守るように黙々と歩いてました。ある初老の紳士が「大変ですね~」と声をかけると「いつものことですから」と笑ってました。なんかカッコいい・・・。
いつか私もそんな男になりたいですが、どうも今世では無理そうなので来世に期待したいと思います(笑)
モンちゃん総走行距離 1614キロ
平成26年9月11日午後 9時35分 安芸の国出発
平成26年9月14日午後11時40分 安芸の国帰還
--モンちゃん、ほんと今回もよ~く頑張ってくれました。感謝。
使用登山道 吉田道
登 山 口 吉田道五合目(スバルライン終点)
登拝時間(休憩を含む) 13時間40分
出 発 平成26年9月13日(土)04時15分
山 頂 〃 13時33分
下山開始 〃 15時15分
下 山 〃 17時55分
上り所要時間 9時間18分
下り所要時間 2時間40分
高山病発症場所
七合目トモエ館近辺(標高2,600メートル前後?)
(中央一番高い所が最高峰・剣が峰 ↓ )
富士山は原則ペットの入山禁止、っていうことになっているのですが、どういうわけか時々ワンちゃんを見かけます。私も一度だけキューちゃんを連れて行ったことがあるのでとやかく言うつもりはありません。むしろリード着用、糞の始末とかちゃんとやって、富士山にも人様にも迷惑をかけなければ、別に良いじゃないのかな~派、です。それはともかく・・・・、今回もおりましたワン。
(赤いお靴着用のシロワン) ↓ と
(裸足のクロシロワン) ↓
シロワンは七合目くらいのところで追い越されたワンなので「おまえ、よう頑張ったの~」と直々に褒めてやりましたが、かなり疲れてる様子でした。
ご来光を待つとき、いつも思うというか肌身で実感するのですが、太陽のエネルギーというのはすごいものです。ほんと感動します。感謝の念がわいてきます。
(吉田口七合目近辺) 暗闇の中、東の空が徐々に赤く染まってきます。寒いです(3度くらい)。
↓
↓
雲海の中から突然、す~~と太陽ができます。するとほんと一瞬と言って良いくらいのうちに、肌を刺すような寒さから、体全体にほのかな暖かみを感じます。理由もなく、なぜか バンザ~イ と叫びたくなります。(実際言ってる人もいますけど、私はちょっと・・・です。内気なんで(笑)) そんなことないよ~、という人もいるでしょう。でも私はいつもそうなります。
↓
第一次の総括もできないうちに第二次富士登拝となってしまったので、話が前後するかと思いますが、これからしばらく本年度富士登拝で感じたことなどを思い出すままに少し書いてみたいと思います。
で、まずは入山料についてです。
今年から1,000円の入山料を任意徴収する、ということでした。
第一次(富士宮口)、第二次(吉田口)ともに五合目の出発は早朝でした。同じ早朝ながら、富士宮口では係員もいなければ、登山口近辺に徴収箱らしきものもなく、まったくのフリーパス状態でした。一方吉田口の方は、徴収事務所のようなものがあり係員の人が登山者が通ると「環境保全のための協力金をお願いします」というような呼びかけをしていました。
第一次の時は、係員がいなくてももし徴収箱のようなものでもあれば当然入れるつもりでしたが、それらしきものもなかったのでそのまま登山開始となりました。もっとも出発はまだ暗い状態で、下山も日没後だったので、もしかすると明るい時間帯では徴収箱があったのかもしれませんが、その点は分かりません。
一方第二次の時は、第一次と同様、早朝まだ暗い状態での出発でしたが上記のとおり徴収事務所がありましたのでそこで入山料を払いました。
入山料を払うと ↓ のような
領収証、記念バッチとゴミ入れ用のビニール袋をくれました。
領収書を見ると、徴収事務は民間の会社が請け負っているようでした。ちょっと徴収率が気になってしばらく様子を見ていたら、登山者10人くらいの話ですが呼びかけに応じて入山料の支払いをする登山者は半分くらいかな、という感じでした。で、下山時も少し様子を見ていると、どうも素通りする登山者の方が多いように思ったので係員の人に徴収率はどのくらいか聞いてみました。そうすると「どうですかね~」という曖昧な返事。それで「見てると50パーセントくらいですかね」と重ねて尋ねると、「まア~、そんなもんですかね~」という回答でしたが、私の感覚としては一日通してだと多分よくて40%かな、という感じがしました。仮に50%としても、半分の登山者は払わない入山料なんて寄付金です。そのあたりのことは山梨県も最初から想定内で、それで「入山料」ではなく「富士山保全協力金」なんて名目の領収書にしたんじゃないのかな~、なんて思うんですよね~。
まア、そんなことより一番の問題は同じ富士山に登るのに登山口によって対応が違うことです。県が違うから、なんて理由にもなりません。富士山全体の保全、という視点がまったく欠落してます。ほんと”お上”のやることはまったく分かりませんね~。どうでしょう???
私の主張は変わりません。→ http://blog.goo.ne.jp/9chanpapa/e/d216cf53f3dd49f3a3628187cac6fef4
昨夜無事帰還致しました。3車中泊4日の日程が弾丸になるかどうかは微妙なところですが・・・、
↓
何とか無事に帰ることができました。今朝の状態としてはいつものとおり、少しふくらはぎが張っているかな~、という程度で特別痛むところもありません。
自己評価としては、未だ高山病と無縁になれない軟弱さはあるものの、まア、元気なオヤジに分類されて良いかと思います(笑) これで今年の健康診断も合格です(笑)
皆様ありがとうございました。