富士山の入山料についてはこれまでに何度か書きました。
↓
http://blog.goo.ne.jp/9chanpapa/s/%E5%85%A5%E5%B1%B1%E6%96%99
今年の第1次はまだシーズン突入前だったこともあり徴収小屋もなければ徴収員もいませんでした。
しかし、第2次の時はシーズン中です。3年ぶりなので何か変わったかな、と、思いきや、何も変わってませんでした。
相変わらず強制の入山料ではなく、協力金という形式でした。
1,000円を払うと、こんな ↓ バッチと小冊子をくれます。
で、私が見てた限りでは協力者はせいぜい3割程度でしょうか。
” 相変わらず ” の事情は分かりませんが、こんなこと続けていたら、不公平感が充満し、そのうち誰も払わなくなるんじゃないかと思いますがね~。
あと、徴収を民間委託しているので、経費引いたら実際のところいくら富士山のために使えるのか、これも気になりますね~。
出発日時 安芸の国 平成29年8月26日午前11時35分 出発
帰還日時 安芸の国 平成29年8月29日午後10時00分 帰還
登拝記録
使用登山道 富士宮口登山道
登 山 口 富士山表口五合目(スカイライン終点)
平成29年8月27日(日)
15:10 富士山表口五合目
↓
15:35 六合目(宝永山荘・宿泊)
平成29年8月28日(月)
02:30 六合目(宝永山荘)
↓
10:45 登頂 (浅間神社奥宮前)
13:30 下山開始
↓
18:20 五合目到着
上り所要時間 8時間15分
下り所要時間 4時間50分
高山病発症場所 七合目近辺
(今回は軽めの倦怠感だけだったのでホント助かりました。
とは、いうものの九合目以降はかなり厳しい修行でした。)
膝痛発症場所 下り・八合五勺近辺
(今回は、久しぶりなので用心してサポータータイツを履いてました。
あ~、それなのに・・・、まさかの膝痛-右足だけ-。
今にして思えば・・・、少し油断して下りはじめにチョット飛ばしすぎた感じです。
次回下り時は忘れずにさらし包帯を巻きます。) /
モンちゃん記録
富士登拝(第二次)・モンちゃん走行距離 1,461キロ
主な使用高速道(往路) 山陽道(広島東IC) → 名神 → 新名神 → 東名阪 →
伊勢湾岸自動車道 → 新東名(新富士IC) → 西富士道路
(復路) 西富士道路 → 東名(富士IC) → 伊勢湾岸自動車道 →
東名阪 → 新名神 → 名神 → 山陽道(広島東IC)
※ 東名 と 新東名 一字増えるだけですが、随分と違います。
サービスエア、パーキングエリアの面白さは東名に軍配が
上がりますが、走り心地は圧倒的に新東名が楽です。
--モンちゃん、老体(帰還時の総走行距離215,767キロ)に鞭打ち
今回もほんとよ~く頑張ってくれました。感謝・感謝・感謝、です。
雑感
○今回は新手の高山病対策をしての挑戦でした。しかし、結果は・・・、「悲願の高山病克服」 とはいきませんでした。
ただ症状が軽く、曲がりなりにも登頂できたのは ” 新手対策のお陰 ” と、いう事で納得したいと思います。(笑)
○上りはお約束の高山病でしたが、下りは想定外の右膝痛で 「オイオイ」 状態でした。ストックワークでなんとか痛みを騙し騙しで下りてきましたが予定よりかなり時間がかかり、五合目に着いたときはもう日没間近。山頂で欲をだしてお鉢巡りなんかしていたら危ういところでした。
○上りの時及び山頂での天気が悪く、「 可能であれば・・・」と、望んでいた初めての右回りでのお鉢巡りが叶わずやや残念です。しかし、無事 ” 還暦富士登拝成就 ” ということで目出度し・目出度し、ということでまた来年、です。 懲りないオヤジ。(爆)
超精密健康診断終了 の追記です。
下山翌日、帰還前に立ち寄ったのは光伯堂のハリイー今村先生のところです。
ほんとは下山後じゃなく、登る前に行きたかったのですが、たまたま26日・27日が休診日。やむなく下山翌日になりました。しかし、結果としてそれが良かったようです。
下山時に痛めた右膝は、下山後お宿の温泉に入り少しは楽になったものの、お宿を出るときは、下り階段は手摺りを持って蟹さん歩きしないと下りられない 「こりゃかなりヤバイゾ」 状態した。
そんな状態で光伯堂に入ったのですが、2時間の指圧を受け帰るときには、下り階段を手摺りも必要なく真っ直ぐ普通に下りられるようになってました。
そしてそのままモンちゃんで走りに走って帰還、休む間もなく荷物整理と洗濯をしたあと、4時間チョイ寝ていつもの時間に起きてみると・・・。アレアレ~、筋肉痛は残っていたものの、膝痛は「何処へ~~」の状態で完全快復しておりました。
今村先生によると 「 一酸化窒素、ヒートショックプロテイン、オキシトシン、βエンドルフィンと連動する鎮痛効果の恩恵でしょう 」との
ことでしたが・・・、「う~ん 一酸化窒素、ヒートショックプロテインまではなんとか・・・なれど、オキシトシン、βエンドルフィンはよくわかんない~」。
しかし、経験則的見立てだと馬油マッサージで全治1週間だったのが2時間の指圧で完全快復です。この事実だけで十分です。
次回以降、富士宮口から上る際は、”帰還途中に光伯堂” を定番ルートにしたいと思います。(笑)
光伯堂
http://www3.tokai.or.jp/kouhakudou/top.html
ハリィーの掌
富士登拝が久しぶりだったんで、ブーティエルも久しぶりに履きました。
1次と違い今回の2次は歩行時間が長かったのでかなり汚れました。
で、こんな感じ ↓ でお手入れ。
登山靴の店ゴロー 使用後のお手入れ方法
革靴にとって最悪なのは汚れの放置なので、モンちゃんにお礼をした際、取り敢えず水洗いで汚れを落として、
(右足 ↑ の方は水洗い前)
後日、防水ワックスを塗って ↓
ブラシでゴシゴシ ↓
キューちゃんの点検を受けて・・・ ↓ (別に受けなくても問題ありません。)
完了 ↓ 靴底も綺麗にしました。
靴底はボツボツ貼り替え変え時期かな・・・、ですが懐事情もあり(泣)もう少し頑張ってもらおうと思います。
時々「ブーティエル」で検索してここに来られる人がいるようなので、関連記事を貼り付けときます。
↓
ブーティエルのメンテナンス
ブーティエルのメンテナンス
平成25年5月石鎚山登拝(思い出すままに・・・その6)
ブーティエル凄いぞ~
念願の新兵器到着
ブーティエルの手入れ(H26/第一次富士登拝)
山頂で 下山開始 の生存情報を発信し、ふとスマホのバッテリー残量を確認すると15%を切ってました。
富士山に限らず電波の入りにいところでの頻繁な使用は、いくら節電モードに設定していてもやはり普段よりかなりバッテリーの消耗が激しいようです。
六合目宝永山荘を出るときには87%あったので、「いくらなんでも下山時の五合目までは余裕のよっちゃん。」 と思いきやまさかの大消耗で大いに慌てました。
で、下りは緊急連絡が必要になったときに備え、生存情報の発信を中止しました。
今回も少しは検討したのですが、次回はモバイルバッテリーを必ず持参したいと思います。
と、いうことで以下はデジカメでの下山時の様子です。
1. (14:00) 下山を開始してまずは九合五勺。 ↓ 天気もかなり良くなってました。
2.(14:20) 九合目 ここはブルドーザー道がすぐ近くに見えます。 ↓
3.(14:55) 八合目 ↓ 右膝がかなり痛んできて、急激に歩行速度が落ちました。
4.(15:53) 元祖七合目 ↓ ストックワークと右足先の踏み位置の調整でなんとか膝痛を和らげてただひたすら下ります。
5.(16:50) 新七合目 ↓ 痛みに耐え、ひたすら下ります。
6.(17:55) 右膝を騙し騙し、何とか一泊した六合目宝永山荘へ ↓ オロナミンC飲んで一息。
なんか日没近しの雰囲気。 ↑ サッシのガラスに自分が写ってました。
7.(18:24) フ~、なんとか登山口の五合目へ。 ↓
六合目 → 五合目 間はほとんどなだらかな下り坂で、普通だと私でも10分でOKですが、30分かかりました。
日没きりぎりセーフって感じでした。改めて山頂を見上げると、上りは高山病、下りは膝痛でよくもま~歩いたもんだと思います。
何が楽しいか ? 来年のその日がくるまでにじ~っくり考えます。(爆)
今回は第一次の時と違いマイカー規制中でした。
富士山のマイカー規制っていうのはざっくり言えば、実質的というか現実的な登山口となる五合目の駐車場にマイカーを止めさせない、という規制です。
で、期間中は一合目近辺の臨時駐車場に車を置いて、シャトルバスかタクシーで五合目に行くことになります。
今回は ”水ヶ塚” 駐車場にモンちゃんを止めましたが、駐車料金は1,000円で領収書代わりにこんな ↓ 駐車券をくれます。
わたし的にはこの駐車券にあるコースタイムがとても悩ましいというか、切なくなる時間で、後日発表予定の公式記録の参考資料として先に貼り付けておきます。
下山直前の様子です。(富士宮口山頂 下山開始)
下山すると決めた途端悪かった天気が急に良くなってアラアラ残念でした。
富士山富士宮口山頂
登山シーズン終了まであと少しとなり、奥宮さんも閉鎖の準備です。
石灯籠も養生(冬ごもり)作業に入ってました。 ↓ (左側の灯篭)
山頂直前(約15メートル)に立つ鳥居。 ↓ 平成28年8月7日建立とあり、三年ぶりの登頂なので ”初くぐり” となりました。(笑)
(登頂です) → 登頂してしばらくじっと座ったまま、静か~~に休んでいると、体調も回復。
これは ↓ 奥宮さんの裏手で撮った動画です。霧で見えなかった火口があっという間に現れました。
富士山火口(剣が峰下)
0:10 くらいのところで出てくる小高いところが最高峰の剣が峰です。 ↑ ↓
・・・昨夜、平成29年度第二次富士登拝より無事帰ってまいりました。ご声援頂きました皆様に心より御礼申し上げます。
今回もいつものとおりいろいろありましたが、それはまた追い追いに、ということで・・・。
取り敢えず昨夜は帰ってすぐにキューちゃんに点滴をして、その後モンちゃんから荷物をおろし、荷物のざっと整理・洗濯等々をしていたらあっという間に日付が変わり、結局寝たのは2時になってしまいました。 それでも今日もお疲れ感なく普通に朝から仕事をしましたので、やはり健康診断の結果は間違いなく「優」じゃないかと思います。(笑)
で、モンちゃんの走行距離は往復で1,461キロ。今回もよく頑張ってくれました。人馬ともにまだまだ元気でやっていけそうです。
後はキューちゃんが元気になってくれれば文句なしです。
(今日も点滴の後、虚ろな目で徘徊。何を思うやキューちゃん。)
でも大丈夫。山頂の奥宮さんでキューちゃんの快復だけをひたすら祈願してきました。
その他の不純なお願いは 「一 ~~ 切」 しておりません。(笑)