” シンギュラリティ ” っていうのは日本語では ” 技術的特異点 ” っていうそうです。
ずばりいうと 「人工知能(Artificial Intelligence)が人間より賢くなる時」 とのこと。
先のことは誰にも分かりませんが・・・、
下の記事 ↓ に書いてあるように ” シンギュラリティ ” の到来で ”人間がお金に関係なく、やりたいことだけできる” 時代になればそりゃほんとに天国です。
まア、生きてるうちに来るか来ないか分からない”その日”をただひたすら待つ、っていうのも悲しいです。私は、来る・来ないは関係なく毎日明るく・楽しく・元気に過ごしたいと思います。(笑)
https://blog.codecamp.jp/singularity
技術的特異点とは
技術的特異点(Technological Singularity)を一言でいうと、 人工知能(Artificial Intelligence)が人間より賢くなる時、 と説明できます。
- 人工知能とは、人間が普段学習していることを機械が行うことです
- 賢いとは、適切な選択や判断ができ、優位な展開に導けることでしょう
人工知能学の権威カーツワイルさんによると、2030年までにコンピュータの計算力=人間の知能に達し、2045年までに安価なPCでも人間の演算力を余裕で超える商品が登場して、
人間 < 人工知能
となる、と予想されています。**
つまり30年後には、コンピュータが自分でコードを適切に書いて、コンピュータによって稼働する社会がくる、ということになります。
技術的特異点に関する名言
- #### 平たく言えば「AIは人間を超える」というよりも「人間はAIと合体して、もっとすごくなる」 by 東大 中島教授
- #### 将来的にはAIに働いてもらって、人間は働かなくてもよくなる。もう少し丁寧な言い方をすれば「やりたくないことはやらなくてもいい。お金に関係なく、やりたいことをやればいい」 by 東大 中島教授
- #### 情報革命は単に生産性を向上させるためではなく、人々を幸せにするためのものだ by ソフトバンクCEO 孫さん
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ちょっとワクワクしてきませんか?
技術的特異点の到達が必然的な理由
img:経済産業省
技術的特異点には、以下のキーワードが関係しています。
- IoT
- ビッグデータ
- 人工知能
- コンピュータの処理能力
- 第4次産業革命(インダストリー4.0)
技術的特異点のキーは人工知能になりますが、人工知能の多くは機械学習やディープラーニングを行っていて、学習にはベースとなるテキスト(データ)が必要となります。
人工知能に用いられるデータは、過去のデータやネット上のデータ、それから今のLiveデータがあります。今のLiveデータの利用にはIoTの技術が欠かせません。例えば、センサーで室温を計測し、その温度データ(ビッグデータ)を人工知能が処理して、室温を適温に設定してくれます。
これらの一連処理をスムーズに処理していくためには、コンピュータの高い処理能力と安定したネットワークが欠かせません。
img : ソフトバンク 新30年ビジョン発表サマリー
またスーパーコンピュータにおいても処理能力は向上していますし、PC 同士をネットワークで繋いで演算能力を高めるグリッド・コンピューティングの技術もビットコイン・ネットワーク(処理能力 1588452 TH/s(158 京/s ) 2GHz のPC 8億台分に相当)に代表されるように機能は向上しています。
ネットワークについては、国内においてはインフラが充実し、海外でもナローバンド対策が進んでいます。
こうして技術の向上は止まることなく、技術的特異点は必然的に迫ってきています。
これらのIoTやビッグデータは、第4次産業革命とも呼ばれて、日本国政府も中国やアメリカに遅れを取らないように対策を講じています。
個人レベルにおいては、過去の産業革命を元に、これからのスタイルを模索する必要があるのではないでしょうか?
リーダー インフラ 技術 市場 ビジネス 取引形態 第一次産業革命 (1760 - 1870年代) イギリス 運河 工作機械 衣食住関連 大家族 少品種大量生産 市場 第二次産業革命 (1870 - 1970年代) アメリカ 鉄道 蒸気船 電話 電気機械 エンジン 核家族 大量生産 組織階層 第三次産業革命 (1970 - ) 日米欧 通信ネットワーク IT ME* 個人 多品種少量生産 ネットワーク 第四次産業革命 (未定義事項) ? クラウド 通信ネットワーク センサー ビッグデータ AIプログラミング 個人間? ジャストインタイム* ネットワーク 技術的特異点と仕事
技術の進歩は、私達の生活を豊かにしてくれますが、幸せにしてくれるかどうか、とは別問題です。
2013年にオックスフォード大学から発表された論文「THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOWSUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION?」では、今後コンピュータの進化によって 無くなるであろう職業 がランク付けされています。これから就職を考えている学生の皆様、ご参考下さい。
コンピュータの進化で無くなる可能性のある仕事ランキング
無くなる職業 無くなる確率 電話営業 99% 文書を管理する人 99% 計算オペレーター 99% データ入力 99% 税申告の代理人 99% 金融機関の窓口スタッフ 98% 融資の専門家 98% 融資の与信を分析する人 98% 保険の審査員 98% 購買(仕入れ)担当者 98% 出入荷の物流管理者 98% 予約係 98% 無くなる職業がある一方で生まれる職業もあり、新しく生まれる製品のメンテナンスを行う SE や プログラマーは必要とされています。また論文の最後には、これから人間に必要なものは、創造力と人間力(Creativity と Social Skill )と結論づけています。
つまり例えコンピュータに奪われる可能性が高い職業であったとしても、人間力と創造力とプログラミング能力があればそれほど悲観的になる必要はない、と考えます。
まとめ
いつの時代も技術革新は、自分の意志とは関係なくやってきます。時代のパラダイムに取り残されるとどうなるか、あまりイメージできませんよね。現在の最新状況を踏まえてシンギュラリティについて再度記述致しましたので、より詳しい状況を知りたい方はこちらもご覧ください!
- https://blog.codecamp.jp/singularity-2
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