画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

基本の海へ/進む方向にこだわる

2020-06-11 18:46:30 | 日々の感動


久しぶりに海を目の前にした。

もうすっかり夏の海。

この海に近づこう。
海の爽やかさを基本に。
この大らかさを忘れずに。



コロナ、感染拡大。
その言葉の響に
緊張しながら、
家族とずっと家で過ごした2ヶ月。

まだまだ気は抜けないけれど、
海を目の前にして思う。
前に進もう。

家族と向き合うことは、
自分とも向き合うことだった。

ひとりでは自分は見えてこない。
人といる事で、
心の内側が見えてくる。

よろこんだり、怒ったり、
うれしかったり、
嫌だったり。
人といると自分の内側のエネルギーが
色々な形で現れる。

そのエネルギーに向き合い、
嫌な事もうれしいことも、
サッとエネルギーとして取り入れて切り替える訓練になった。

こだわらない!

やりたいことをするためには
これが大切。
こだわる、執着すると次に進めない。



今年も同じところに
アザミの花が咲いていた。

家に居る間に季節は変化し
あっという間に夏になった。

人も自然も変化する。

花を見るたびに思う。
私も私の花を咲かせたい。

もっと、
咲きたい!
と強く願わないと。

絵を描き、家族と向き合った2ヶ月で、
どんな人になりたいか、
どんな絵を描いて行きたいか、
何を伝えたいか、
以前よりはっきりとした。

自分の進む方向にはこだわろう。
律儀に生きていきたい。


ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/

ポカーンの練習/凝り固まったものが溶けていく。

2020-05-19 18:43:00 | 日々の感動


ポカーン。
空いてる。
急に空いた。

あれこれ予定がなくなり家にいる。
今はグッと集中できる環境でもない。

この一ヶ月、
一番していたのは、休むこと。

こんなに健康的に休んだ事はない。
体調が悪い時に、療養で休んではいたけど、
今は元気な体で休んでいる。

早朝の散歩も続け、
個人レッスンを受けてる、整体のセルフケアを日々、復習。
足にも筋肉がついてきて、
4月の初めはかなり浮腫んでいたけれど、
細くなってる。

全身に筋肉が自然についてきて、
体が楽になってる。

今は色々と制約があるから、
どっぷり集中して絵を描く気になれず、
短時間でできるデッサンや書道など、
基礎的な事だけを日々続けてる。

今は、動き出した時に、
ドーンと行けるエネルギーを溜めてるのかも。

体のあちこち、
頭の中も。

凝り固まったものが溶けていく。

まず、力を抜こう、楽になろう。
ホッと、
息をしっかりと吐いて、

青空みたいに、
ポカーンとなって、
それから始めよう。

今はただただポカーンの練習。

ホームページでmaruの絵を紹介してます→http://maruartworks.com/



みんな空の中にいる

2020-04-17 09:22:00 | 日々の感動

地球は丸い。
実感する空と海だった。

まだ寒かった先月の早朝の海。
世の中は、
四角に切り取られた映像ばかり。

こうやって見ると、
みんな空の中にいるのよね。
と思う。

今、コロナウィルスという
小さな小さなものに怯えている。
見えないことが怖い。
分からないことが怖い。

ウィルスが感染するという理由で、
人が人を意識するようになった。
距離を、行動を。
みんな神経が過敏になっているけれど、
海は、いつもと変わらない。

早朝の散歩を日課にしてる。
爽やかな空気を吸って、
1日を始める。

不安になった時は、
丸い空と海を思い出す。
見えない大きさを心の中で感じる。
そして、ゆっくりと息をする。

おとといの海辺にはこんな看板が。

さびしい。
さびしい分だけ、

砂の感触、
海の音、
海の香りを思い出そう。

ワクワクしながら
また海岸を歩ける日を楽しみにしよう。

日常が少しでも
はやく戻るように願う。

そして今、
こうして日々を
過ごしていられるのも
誰かの犠牲があってのこと。

美しいものを見た時、
美味しいものを食べる時…
感謝を忘れずに過ごしたい。

ホームページでmaruの絵を紹介してます→http://maruartworks.com/



今、私にできることは何だろう/早朝の海

2020-04-14 10:29:49 | 日々の感動


日が昇る時間に海に行く。
お日様はホテルの向こうから登ってきた。
とても爽やかな早朝の散歩。

曇った空と海がほんのり朝日に染まってた。
不安に包まれている日常とはかけ離れた世界に思えた。

苦しんでいる方、悲しんでいる方、
医療に携わり、今、必死に働いてくださる方。

美しい海と空を観ながら胸が痛い。

ー今、私にできることは何か?ー
なぜかそう思う。


とてもキレイな砂浜に足跡をつける。

砂浜を歩いた足の裏の感覚が今もジーンと残ってる。

砂浜の様子がいつもと違う。
満月だったから、潮が引いた跡が広い。

海を観ながら、
ー今、私にできることは何か?ー
何度も思う。
問い続けながらこの時期を過ごそう。

感じた海の爽やかさを、
月のやさしさを何度も思い出す。
その爽やかさを、やさしさを、
笑顔で、
料理で、
絵で
表現したい。

苦しい時ほど、
しっかりと伝えられる人に成長したい。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/



悲しみと美しい景色/しっかり感じて転換する

2020-03-28 11:32:52 | 日々の感動


‪美しい夕日。‬
‪なんだか切ない気持ちに。‬ 

「自分は不安で悲しい気持ちなんだ」
その事に気がつく。

‪こんな時の美しい景色は不思議と心に残るけれど、‬
‪その部分だけを切り取って残さないように。
もの事は何でも発展し変化し続ける。

また陽は昇る。‬
‪昇り続け、沈み続ける。‬ ‪

夕日を観ながら、‬
‪キラキラ光る朝日、
夜の月を思い出す。

世の中全体が不安に包まれている。
どうなるか分からない。
疫病。
歴史の中でしか聞かなかった言葉。
見えないウィルス。
今とても苦しんで、悲しんでいる人が、
世界中に沢山いる。
ふと暗い思いばかりに支配されてしまう。

でも、しっかりしないといけない。
不安ばかりでは前に進めない。
現状を見ながら、
不安になったり、悲しくなったり、
ちゃんと感じよう。
そして、良いイメージに切り替えて行く。
一日に、何度も何度も。

今の不安や心配を乗り越え、
人も自分もどう発展して行くか。
心の奥底で期待し続けよう。

実感は大切だ。
しっかり感じて転換する。
美しい景色がそのきっかけを与えてくれる。
目指す方向をおしえてくれる。


ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/

目的はしっかりと/ひとりになって考える時

2020-03-15 10:58:27 | 日々の感動

夕焼けの空に龍のような雲。
顔まで龍のようだったけど、写真には映らず。

最近は週末に夕方海に向かって歩き、
暮れていく海を眺めるのが習慣になった。




暖かく人が沢山。
足跡も沢山!
人混みには外出ができないけれど
人のいないところは世の中には沢山ある。

今はひとりになって考える時かもしれない。




暮れてゆく海。

引き潮で
足跡もなく砂浜は硬めな時もある。

毎日違う浜の様子。


裸足で歩いて歩いて、
見上げると月。


鳥が翼を広げたような雲と月。
世の中は困ることもあるけれど、
ほとんどありがたいばかり。

砂浜歩きを続けたら
おかげさまで、
とっても元気に。

これからも
生きるため、
描き続けるために歩く。

何事も目的はしっかりと。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/


月の光の道をゆく/絶対的な美しさ

2020-02-11 10:37:51 | 日々の感動

海に月が映って、道のよう。
あまりの美しさに。
頭の中の余計な思いがボロボロと落ちていく。

これだ。
絶対的な美しさは生きる力になる。


砂浜を月に向かって歩いてたら、
うれしくてたまらなくなった。

月に向かって歩いて行こう。

絵を描く時も、
家事をする時も。
月を思い出そう。


月が雲に隠れたら、
思ったよりも真っ暗に。

心が暗くなる時も、
光がないから暗いんだ。
「あ」
と気がついて、月の方。
光の方を向いて行こう。


これは海に行った前の日、
真上の月。
大きな大きな丸い虹がかかっていた。

世の中はもったいないぐらいの美しさに溢れている。

音と旅する鉱物展/密度を濃くしていく

2020-02-05 07:14:53 | 日々の感動


先月末に行った、
天神イムズ、三菱アルティアムの「音と旅する鉱物展」。



動きや環境が長い年月をかけて形や色を作り出す。




意思があるような個性。
キラリと光る輝きに、触らなくてもギュッと密度のある硬さを感じた。

石が手を伸ばし私に触れているよう。
ざらざら、ツルツル。
冷たい感触が今も残る。‬


宇宙から落下した隕石。


福岡の山の雲母も。

石の中に伝わり、染み入った音。
その土地の歴史、人の思い。
ジーンと何かが伝わってきた。

密度があるから美しい。
密度は何故作られるのか?

感じて震えるからかもしれない。

私も密度を濃くして行きたい。
石の音を聞きながら思った。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/


奮い立つ山/異常なぐらい感動しよう

2019-12-28 09:49:08 | 日々の感動
海の向こうにそびえ立つ。
糸島の可也山へ。 

糸島富士と呼ばれるだけの風格。
裾野が広く、
立派で美しい。



山をどう描くか。
大きさ、構図、塗り方。
まず大事なのはどう思うか。

内側にどーんと、この山の存在感が残ってる。
大事な事はしっかりと心に据えよう。
芯を持って、裾野を広げて、
大きな大きな、
この山のような人に。

私の中で、山が生まれ、
育つ姿が見える。
山は動き、
成長し迫り出してくるひとつひとつの峰。
嶺がタコの足のように動き、
木々が隆起する。

山のように奮い立たないといけない。


可也山が良く見える箱島神社。
何か、大切な何かがある。
神聖な雰囲気。

西宮神社のえびす様が祀られていた。
西宮は私の生まれた場所、
商売をしていた祖父の家、
小さい時には良くお参りに行った。
「えびすさん」と呼びながら、
親しんで来た。
ご縁を感じてうれしかった。
おかげさまで、今ここにいます。

潮が引いていて、
島は陸に続いていた。
満ちると、島になる。
また違った姿を見に来たい。

箱島神社から見える可也山
少し場所を変えるだけで山の表情が変わる。
雲が動き光が動き、
山の色も変わっていく。




神社まで歩いた海岸。
海の波紋、砂の波紋。
続くリズム。

帰りは砂浜がキラキラと光っていた。
何に反射し光っているのか?
細か細かい光の粒たち。


日が沈む前に二見ヶ浦へ。
あっと言う間に沈んで行く。







そして暮れ行く空と海の、色の変化を楽しむ。
薄い桃色、水色、青、緑の美しいグラデーション、
そして落ち着いた青のグラデーション。
日が沈むと、急に白が際立ってくる。
沈む直前の白。
小さな時から、この一瞬の白を見ることに幸せを感じた。


山を観て、海を観て、
あらためて本物を観ることの大切さを実感した。
もっともっと感動しよう。
異常なぐらい感動しよう。

全てのものは形を変え、色を変え、
過去から未来へ変化し続けている。
その一瞬の姿を、
そのエネルギーを描き伝え続けたい。

穏やかな海になる/ゆったりと呼吸を続けよう

2019-12-14 15:19:00 | 日々の感動


穏やかな海。
凪いだ水面を見ていると、
心もゆったりと落ち着いて来る。

波の音も、
ゆったりとやさしい。
波の縁を裸足で歩く。
ただ歩く。
海岸を歩いていると、
いつも不思議と急に色々と閃く。
ずっと迷っていた、
絵の色、構図。
「こうだ!」
と思いつく。

無心になるからか。
脳の使えてなかったところが、
目が覚めるのか。
日常の中で無意識に、
考え方が狭くなっている事に気がつく。
海底がキラキラと光り、
波紋が縦横に細かい模様を作ってる。 
いつまでも見ていられる美しさ。

泡立つ波の音が心地よい。

海にいると五感を使う。
ただ生きていることだけで有難い事に気がつく。
何度でも、いつ来ても新鮮だ。

日常の中でも、
海にいる時のように
いつも新鮮でいよう。
海のことを思い出しながら、
ゆったりと呼吸を続けよう。