画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

海に架かる空の橋/毅然とした人になりたい

2019-12-07 10:29:47 | 日々の感動


‪雲が動き、
光と色の変化が激しくて、目が離せなかった。‬


海が鏡のようになる。
海に映る空の青が、
真っ直ぐに映り込む。
島から、私のところまで真っ直ぐに。
海に架かる空の橋だ。


靴跡よりも、深い足跡。
砂浜を裸足で歩く。
一歩一歩と思いながら、
ぐっぐっ、と歩く。
心も体も軽くなっていく。


色々あって気持ちが重く、
海に行きたくなった。

家のこと、人のこと、絵のこと、
生きている限り、
この先もちょっと大変なことはあり続ける。
もっと大変なこともあるだろう。
生きていれば当たり前のこと。

空を見ながら、
海を見ながら、
ひとつひとつと向きあっていこうと覚悟する。
まだまだあたふたしてしまうけど、
いつか毅然とした人になりたいと願う。


海の爽やかさ、
砂浜の気持ち良さ、
風の感触、
波の音をいつでも思い出せば大丈夫。
全ては自然の中、
キラキラと輝く世界の中にある。

毅然とした人となるために、
いろいろ経験しながら
成長して行こう。


成人式に向けて/思いを受け継ぐ

2019-12-01 16:32:59 | 日々の感動
紅白の髪飾り。
「これかわいい!」
娘と意見が直ぐに合い購入したもの。



手作り通販サイトのミンネの《ななかまと**》さんの作品。
ショートボブの髪に良く似合った。


娘の成人式の着物は私が30年前に着たもの。
私の祖母が買ってくれた。
カラッと天気が良いので着物を吊す。
( 突っばり棒を鴨居に引っ掛けて。)

祖母は趣味で和紙で姉様人形を作っていた。
柄合わせ、色合わせで人形の持つ雰囲気がガラリと変わる様子を
うれしそうに何度も見せてくれた。
置いてある和紙を見るだけで楽しかった。

日本人らしい配色を祖母がおしえてくれた事を
娘の成人式に思い出す。






 鶴、松、竹、梅、おめでたい柄が沢山。
探しきれないほどの美しい模様たち。
こんなにしっかり見たのは初めてかもしれない。
選んでくれた私の祖母の思いを感じ、てジーンと胸が熱くなる。


ビーズのバッグは
着物と一緒に母が送ってくれた母のもの。
キラキラと光る。
このバッグも小さい時、見ているだけでうれしかった。

娘の人生の節目に、
あらためて親の思い、祖母の思い、
その重みを感じる。

ひとつひとつ準備を進めながら、
二十歳では分からなかったこと、
感謝が足りなかったことにできるだけ気が付きたい。
そして喜びと感謝を沢山感じよう。

うれしさ、幸せとは、
おかげさまを感じることだ。
着物を前にして思う。

海が鏡のように/美しいものを美しい心で

2019-11-29 15:00:00 | 日々の感動

‪海岸でカツサンドとコーヒー。‬
‪贅沢!!‬
‪今日の海は‬
‪雲が光と色の変化が激しくて、目が離せなかった。‬
‪海が鏡のようになる瞬間が!‬


明るい海と雲の陰、
人の逆光のシルエットが
一瞬しかない構図を作る。


今日の砂浜の色の美しさ。
海の色とのコントラスト。


今日も裸足で砂浜を歩いた。


光る海に映る空。
美しいものを美しい心で感じて、
それを絵にしていきたい。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/


光に溢れる大濠公園/幸せは自然の中にある

2019-11-21 09:01:00 | 日々の感動
大濠公園を歩く。
太陽がポカポカと気持ち良い。
昼の爽やかな日差しを楽しむ。






木漏れ日もキラキラ、
水面もキラキラと光ってた。
光のひとつひとつがダイヤモンドのよう。
これ以上美しいものがあるのかと思った。




金の鯉がいつものところに。
今日も挨拶。
こっちに向いてくれた!




ギャラリーに寄り、
お茶を飲んでいたら夕方に。

池に映る空は
昼間の青から夕方の薄桃色へ。
雲の端っこに月が乗っていた。

美しい自然に触れて
情緒を育て、感性を磨くと
自分の内側が豊かになっていき、
幸せを感じやすくなっていく。

幸せは自然の中にある。
自然と供にある。


赤の存在感/私は何を表すのか?

2019-11-19 07:31:00 | 日々の感動
大きな赤い花。
この赤の存在感。
生きている色。

‪地下鉄の駅、
ずーっと前を歩く人が赤い何かを落とした。
花束を抱えてるよう。
地上への階段の方へ姿を消してしまった。

走っても追いつけなさそうだし
「落としましたよ!」
と言われても困るだろうし。‬
持ち帰り、
お気に入りの器に。

‪白い通路に赤い花。
遠いのに、とても目を引いた。
生きている存在感。 

この色をどう描く?
頭の中で考える。
画材は何?
下地は何色?

この赤が頭の中から離れない。
鮮烈な赤はどこから生まれてきたのか?
花の表現。

私は何を表すのか?
あの色を思い出すたびに自分に問い続ける。




百地浜を歩く/同じところに還って行く

2019-11-16 07:26:05 | 日々の感動

砂浜に福岡タワーの大きな影、
自然と人口のコントラスト。

百地浜は人口的な砂浜だ。
タワーやドームが目立つから、
見方によっては人工的過ぎると思うかもしれない。
でも、圧倒的に海と空だ!!

自然が少なくなったと思っても、
人が作ったものなんて、自然の中ではほんの少しあるだけ。
有難い自然の中に、
ほんの少しだけ場所を借りているだけ。


気持ちいいだろうと思ってでかけた久しぶりの百地浜。
想像以上に気持ち良かった‼︎


むくみに良いと聞いて、
裸足で浜辺を歩く。
波打ち際を二往復。
きれいな砂浜に私の足跡が沢山。
なんか申し訳ない。

濡れてるところは冷たくキュキュッと硬い砂。
乾いてるところは温かくふわふわ柔らかい。
割れた貝のチクチクとした感触。
足の裏で、味わう事がこんなに気持ち良いとは!!

裸足である事が自然なこと。
足の裏で感じる事が、
心の安定に繋がって行く事を
整体での勉強会で学んだ。

重かった体が今日も軽くなった。
歩けば歩くほど、
全身がスッキリと。



足を海に入れた。
波のリズムを体に染み込ませたかった。
目を閉じると、
波が引く時に体が海へと引っばられて、
少し怖かった。

冷えた足に、
陽に当たった砂浜が温かくて気持ち良かった。
生きてる!って感じがした。


空に風船がいくつか。
すーっと流れて行った。

どこか切ない。
だんだんとお互い離れて行くけれど、
少しで離れないようにがんばっている。



久しぶりに小さな貝殻を拾って帰る。
玄関に並べ、
たびたび海のことを思い出す。

爽やかな青空、
波の音。
砂浜の感触。

人も人に作られた物も、
いつか自然に還る。
みんな同じところから生まれて、
同じところに還って行く。
大きな流れの中にいる。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/

蓮の立ち上がる力/染み染みと

2019-11-06 18:46:00 | 日々の感動


朝の光が差し込む、
枯れた蓮の中で、
光の方を向く緑の葉。
スッと立ち上がる。
生きてる!と感動。


明るい方に向く力がある。
枯れながら緑の葉を
精一杯、広げてる。



カサカサと蓮の葉の音。
シャラシャラと葦の葉の音。
とても秋らしい気分になった。




お堀に赤い藻が繁殖中。
美しいコントラストだけど、
増殖するのは良くない事のよう。
ちょっと心配。


藻の中を悠々と鴨が泳ぐ。

陽が高くなると、
暑くなるぐらいの光の強さだった。

大堀公園、
都会の中で自然を感じる。
当たり前の日常の中の美しさ。

ー染み染みとー

感じた事が心に染みていく。





逝く人に学ぶ/明るい方へ

2019-10-15 12:39:25 | 日々の感動


松の木が空に向かって

高く高く伸びていた。
明るい方へ。
 
あっちだ!
と指を差すように。
 
 
先日、
ー逝く人に学ぶー
というテーマで、
にのさかクリニックのニノ坂保喜先生のお話を聞いた。
在宅で最期を在宅で迎えたいと願う人のサポートをされている。
「人は死に逝く力も
 人は見送る力も持っている」
患者さんを信じて寄り添う。
先生のその言葉が印象に残った。
 
その時に、
自分は家族は
どうなるのだろうか?
 
死と向き合うことは、
とてもとても怖い事だ。
心がズーンと重くなる。
それでも、ただただ怖がるのではなく、
正しく恐れたい。
 
今は死に方を選ぶ時代なんだと思った。
どう死ぬか?
家族と本人がは選ぶ。
 
ー逝くー
死ぬ前のその時を周りの人、
家族と過ごす。
まわりを巻き込むのか、
それとも良い影響を与えるのか。
 
まず、力を持っていると、
信じることからはじめたい。
 
逝き方によっては、
良い思い出がきっと残せる。
 
やさしい心で送りたい。
やさしい空気を残して
逝きたい。
 
毎日毎日、
今からだな、と思う。
 
本当にやさしいか?
自分の力も、
相手の力も信じているか?
 
死ぬ事を考えると、
もっと本気になれるかもしれない。
その時に向かって成長しないと。
 
先生の話を聞いて、
そう思った。
 
 

海に帰る/基本に帰る

2019-10-04 17:00:05 | 日々の感動

海へ。
誘われるように向かう。

雲の間から光が差し、
地面は白く光る。
青く深い海を中心線にして、
天井の雲も白く光る。
草の緑が鮮やかで、
雲が地面に緑色の影を映しているよう。
青い空との色の対比が美しい。
ワクワクしながら海に近づく。

海の前に立つ時の気持ちが
私の基本。
基本に帰ろう。
そう思いながら海を眺める。

さっきのワクワクした気持ちはなくなる。
近づくと海の青さが心に迫る。
海の深さを感じる、
深い深い色。
とらえきれない。
青、緑、赤、白、黄色、全ての色がある。
海も空もいつだって想像以上。
空も海もあまりにも深く大きい。
その姿に身をまかせると、
ただただ謙虚な気持ちになる。


空の大きさ
海の広さを
精一杯に感じる。
どこまでとどこまでも広い。
空に包まれ、
海に身を任せる。

ふと白いカモメが一羽、海に浮かんでいる。
青い海の小さな小さな白い点がとても目立つ。
空から見れば、
光る波の色に紛れてしまうのか。
その真っ白な色にも何か意味があるのかもしれない。

ぷかぷかと浮いている。

カモメは海に浮かぶ事を気持ち良いと思うのか?
ひとりがさびしいのか。

いつも餌を探しているのか。
敵におびえているのか。
ただ必死に生きているのか?

生き物はみんな必死だ。
必死にならなくても生きていける、
そう勘違いしているのは人間だけかも。

青かった空があっという間に曇って行く。
青い海も白くなった。
海に来てから、数分しか過ぎてない。
空模様が変わっていき、
海はどんどん白くなる。
海はその深さではなく、
空の白さを映す。

さっき私が観ていたのは、
海の深さではなく、
空の高さだったのか。

深い深い海が
高い高い空を映す。

海岸の反対側は
きっちり並ぶ松林。
真面目に誰かが植えてくれた。

前回の台風のためか一本折れてる。
まだ若い何年目の松だったのか。
悲しい気持ちになる。

気がつかないところで、
松が、誰かが、風から人を守ってる。

筑肥線は海岸線の近くを走る。
続く松林が風から電車を守っているのかと思う。

湾の中は白砂が海水に混ざり乳白色になり、
海がまた、違う表情を見せる。

海岸線には、
流れ着いた枝が落ちる。

美しい海にもゴミはある。
でも、圧倒的に美しい。
日常もあれこれ細々気になる事があるけれど、
いつだって、
空は広く海は深く美しい。
その基本を思い出す癖をつけよう。

帰る頃には少し雨が落ちてきた。
空模様はどんどん変わる。
いちいち、騒がず、
雨の時は雨を楽しみ、
晴れた時は美しい青空を思いっきりよろこぼう。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/






福岡県弁護士会 講演会へ/大きな理念のある人

2019-09-20 16:27:24 | 日々の感動


昨日は福岡県弁護士会館へ。

新しい弁護士会館はとってもきれい。
ちょっと緊張して行ったけれど、
開放感のある開かれた雰囲気に少し気持ちが楽になった。





今日は
村岡浩司氏
「世界とつながる 地元創生起業論」
の講演へ。



地元から世界へ。活躍されている方は 理想に向かうエネルギーに溢れてた。
そのエネルギーはどこから?
と人を惹きつける魅力があった。
先行きが不透明名時代に何ができるかを考え、
地方を活性化して九州全体を盛り上げて行く。
思いと、活動のひとつひとつをたった45分、猛スピードで熱弁してくれました。

地元の活性化にはまずしっかりとした理念を持つリーダーがいて、
同じ大きな目標に向かう事、この方の言うことなら、
と思える魅力と安心感がある事が必要なんだと思った。

ーよろこびを共有するー
地元創生が感動を共有できる場になればと
思う。
地元から世界へ。
広がり続ける事を想像するととてもうれしい。





これが地元創生のために作られた、
九州の素材のみで作られているパンケーキミックスとスパゲティ。
会場で販売していた。
何と一緒に食べようかな。
甘いもの?それとも·····

そして、村岡氏と弁護士の方々となトークセッションでは弁護士の方が裁判など困った時だけではなく、
事業を始める時の相談相手として活躍している事を知ることができた。
「事業を通じて誰かを笑顔にできること、よろこびを共有できる事にやりがいを感じます。」
弁護士の方の言葉が印象に残った。

ーその人の理念は何か?ー
強く大きな理念のある人は、深くものごとを考えている。

理念は
何がうれしいか、誰がうれしいか
に繋がる。
自分だけか?まわりだけか?
うれしさはどこまで広がるか?

色んな人の話を聞いて、感じて、
世の中の事、そして自分の理念についてもっと考えたい。
感じて考えるを繰り返す。

知識も必要だけれど、
まず感じる事が必要だと思う。
もっと感性を磨きたい。

アンテナを建てよう。
敏感になろう
(感性を磨こう)
そして誰かの感動
(うれしさやよろこび、悲しみ、怒りも)
を受け取り、
感じてそれを表現して、
誰かと通じる。