画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

クリスマスオーナメント/生きている絵を

2019-11-14 16:01:28 | 絵について

 

 

5枚のクリスマスオーナメントの絵が旅立って行った。

  

友人が千葉から、絵のために福岡まで来てくれた。

「maruの絵は静物だけど動いて見える。

 生きている。

 だから欲しくなるの」

うれしくてうれしくて。

 

 

絵は誰かの手に渡って完成し、

本来の役目を果たしはじめる。

 

絵を描くことは、感動を伝えることで、

まずモチーフから出ている、何か(波動のようなもの)を受け止める。

そしてたまらないから表現する。

言葉にならないから、描く。

モチーフと自分、

それを取り巻く自然、

まわりの全て。

対話を繰り返し、影響し合いながら絵は完成する。

 

 

私は伝えるのが役目だ。

伝えたいから描いている。

感動してもらう事で、

絵は観ていただく方との新しい関係が生まれる。

その瞬間のために描いている。

 

 

クリスマスオーナメントの5枚の絵を、

友人は千葉まで抱えて帰ってくれた。

重たい絵を、大切そうに。

うれしさと、有り難さが心に沁みて、

ジーンと音がする。

 

 

 

今、絵は新しいところで役目を果たしている。

これからどんな物語を作っていくのだろうか。

 

 

 

 

天神の「梅の花」の個室で、

絵を観ながらのおしゃべり。

(お店での写真は友人が撮ってくれたもの)

楽しさとうれしさと、有り難さが

心と体に染み込んだ。

この気持ちも絵に生かし、

描くことの意味をあらためて考えながら精進して行きます。