画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

太宰府の大樟/へこたれない

2020-11-12 11:40:00 | 絵について

今描いているのは、
太宰府の、大樟。

へこたれなかったから、
1500年も生きて来られた。

これは、舞鶴公園の樟。
モリモリとした葉、
両側に広がっていく、枝の動きを、
描いてる絵に取り入れる。

目で見て感動したものを理想に近づけていく作業。
写真そのままでは物足りない。
粘土をこねるように、
自分の理想の形にして行く。

ひたすら樟の幹や根を描く。
色々なクスの写真を参考にしながら、
どん!と立つ姿、その足を描く。

ふんばる足を。

「もう嫌だ」と少し思った。

でも、自分の絵が観たい。
あれこれ描いてるうちに、
幹が力強くなってきた。
枝にも力が出てきた。

実際よりも大きく大きく広がって行く枝、
画面からはみ出る枝を。大きな樹は、耐えて耐えて、
折れ曲がりながら伸びる枝、
グッと力を入れてまた伸びて行く。

描きながら実感する樟のエネルギー。
何があっても伸びようとする意思、
その覚悟がかっこいい。

描きながら、
覚悟をしっかりしようと思った。
へこたれない覚悟を。

ホームページでmaruuの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/