アクリル絵の具を お茶櫃に収納した。
メダカの泳ぐ螺鈿細工の蒔絵。
仕舞い込んでいたお茶櫃に、
絵の具のチューブの高さがピッタリかも。
試してみたくなった。
入れてみたら、持っている絵の具がきれいに納まった。
色とりどりにアクリル絵の具。
硬いもの、柔らかいもの、
透明、不透明。
細かい、荒い。
光沢あり、なし。
様々な種類がある。
味覚のように、
絵の具にもそれぞれの感覚がある。
絵の具を眺めながら、
その感覚を味わう。
そして、様々な、情景が目に浮かぶ。
過去にこの絵の具を使って描いた絵、
これから描きたい絵。
そして、色から思い出す、
ただただ美しい海や山。
絵の具を眺めているだけで、
あっという間に時間が過ぎてく。
絵の具を活かさないと。
昨年から絵の具を使う時間があまり作れなかった。
固くなってしまった絵の具もあって、申し訳ない気持ちになる。
インクも以前から四季を描いた蒔絵の箱に入れている。
大切に。
画材のひとつひとつに、
出会った瞬間の思い出がある。
心がけて、道具をもっと大切に、
丁寧に扱って行きたい。
その行為が絵に表れて行くと思う。
今までのひとつひとつの経験、思いや行いが色になる。
経験を重ねる度に、色の、光の純度を上げて行きたい。
月のように、美しく。
すっきりとカッコよく。
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