福岡市美術館「朝鮮王朝の絵画」へ。
以前から朝鮮時代の絵画に興味があったので
原画を観れてとてもうれしかった。
全部で44点、想像以上の迫力画力だった。
山水画や画人物画は生きている実感に溢れてた。
花鳥図は生き物への優しい眼差しを感じる表現、
こんなふうに描きたい!!
と思える、線や色線だった。
描かれた当時はどれだけ迫力があったのか!?
線、色が生々しく感じた。
生きている。
何故かを考えた。
「自由に描いていたのでは?」
中国の絵画を真似ているけれど、
形にはまり過ぎず、
ワクワクしながら描いている。
ワクワクする。
そこを学びたいと思った。
絵は、相手に伝えるために、
ある程度、記号化、言語化のような、
型、が必要だ。
でも、形にはまり過ぎると、
感動ではなく、理解になってしまう。
感動を伝える、自由さを大切にしたい。
企画展の後に、
常設展の松永コレクションへ。
写真撮影が許可されていたけれど、
ブログにアップするのは良くないので、
感想は文章だけで↓
雪舟の絵は5百年後でも、
墨の線と色が生き生きとしていた。
墨、の表現の幅の広さ。
雪舟はやはり素晴らしい。
伝・牧谿の作品は何回か観ているが、いつも見入ってしまう。
牧谿の作品は繊細な線なのに、
引き込まれる何か、迫力がある。
無駄のない、キッチリとした線を私も描けるようになりたい。
伝・梁楷の作品は墨の色と線がたまらなかった。 墨は、浸透することで立体的な表現になる。 ↑先日描いた、雪舟の模写。 分かってはいても、 墨は簡単に言うことを聞いてくれない。 もっともっと描かないと。 最近はひたすら模写をしている。 雪舟、若冲、鶴亭、北斎。 そして、水墨画の教本を何冊も読みながら、 描き続けている。 もっと、自由に、感動して伝えるために。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページでmaruの絵を紹介してます→http://maruartworks.com/ Instagramでも作品を紹介してます #maruartworks → https://www.instagram.com/maruartworks |